最近たんぽぽが春になって土手に爆出。日々爆堀。

たんぽぽって実はバカに出来ないデトックスパワーすさまじい

ハーブ

ドライにしてお茶にする。

私にとって明らかにこの人は恩人なのだ。

まだ世界が開かれていない多感な私14歳。

その時期に知らなかった音楽の世界を広げてくれたのが

かなめさんだ。

というより、当時からかなめちゃん。かなめちゃん多分25歳だったと思う。

たまたま深夜ラジオを聞いていたらやたらハイテンションのお兄さん、そこで流れる音楽がやたら気持ちイイ。

え、この人音楽する人なの？へー知らない。

バンド名？聞いたことにない。

そこで流れてきた曲で一致した。

シュガーはお年頃という曲で最近CMで流れてて耳が覚えていた曲だった。

「あー、この人たちが歌ってたんだ！」そこでつながった。

生まれて初めてエルピーという大人なものを買いたくなって買ってみた。「今宵はモダンボーイ」というアルバムで衝撃を受けた。来る日も来る日もステレオで聞き続けた。

ブラックペッパーも今夜これからも頭から離れない。（今もずっと聞いてる）

時代はたのきん一色でまわりがマッチだの俊ちゃんだの騒いでいるときにひとり「かなめちゃん」を連呼していたが誰も反応してくれなかった。

かなめちゃんのラジオを通じてキャロルキングを知った、タツローさんも知った、ビリージョエルも知った。

お布団で自分のラジカセからラジオを聞いていた。ラジオは笑える内容だったが流れてくる音楽は感動のあまりお布団の中で何度も泣いた。

本当にあの多感な時期にスバラシイ音楽にたくさん出会わせてもらえて感謝してる。

しばらくしてファーストアルバムも買ってこちらも爆聞きした。いまだにこのアルバム2枚は全曲フルコーラスで頭に入っている。

ハガキを毎週送っていたがよく読んでくださった。すごくうれしかった。往復はがきで送ったところかなめちゃんはちゃんとお返事をしてくれた。

死ぬほどうれしかった。

消印は1983年4月9日

かなめちゃん25歳、私14歳の軌跡。

41年前。

未だに大事に取っている。

ファンクラブにも入ってたが

そこでフラッパーという単語を知った。

高校生になって生まれて初めて行ったコンサート

これも捨てられない。2700円、そうだった。

めちゃ好きだった突然フォーリンラブ聞いて泣きそうになった。

私の中では激動の盛り上がりだったが

世間ではあまり知られていなかった。

1985年思い出に変わるまでという曲の新曲発表を大阪中の島公園のステージですると聞いて心臓バクバクで行ったが、人がめちゃめちゃ少なくてステージもめちゃ小さくてかなめちゃんの５ｍくらい前で新曲吸い込んだ。今では考えられないだろうな。

2枚のアルバムをはじめ後からアルバムに入ったかもしれないが

同時期に流れていた「恋はバレーボール」も「恋はタイトロープ」も「若い二人は恋人同士」もめちゃ好きでなぜかカセットテープでは持ってめちゃ聞いていた。

そしてカルピスのＣＭ夢伝説で大ブレイクして

その辺りから少しづつ離れていった

かなめちゃんはずっとラジオを続けていたようだったが聞いたり利かなかったり。

それから不思議なことが起こった。

埼玉にスーパーアリーナが出来てさいたま新都心ができて

新しいイメージソングを彼が作るので歌詞を募集するというのをたまたま聞いた。1997年頃。

なぜかやる気になって私も応募しよう！となり歌詞を作って封筒に入れてポストに投函した。

その瞬間「あ。イケルな」とわかった。

何故かはわからないがそう思った。

応募したのは全部で1000通超えたそう。

該当者はいなかったらしいがコンセプトを参考にした人が3名いたらしい。

そのひとりに私も入ってた。

事務所の人から連絡がありスーパーアリーナでかなめちゃんのミニライブあるので3人には登壇していただき紹介させていただきますとのこと。地方のＴＶで流れるらしくお客さんも3000人くらい入るぽくてできたばかりのスーパーアリーナに立つことに。

私そうゆうのホント苦手・・・マジ鼻血。

当時私29歳くらい。

14歳の私よ、あんたヤバイことになっとるよ。

心臓バクバクで3000個の頭が見えるステージで

かなめちゃんのニコニコインタビュー受けるが

頭まっしろ。

秋に山の中で枯れ葉の裏をぺらっとめくったら

虫の卵がびっしりと並んでいることがあるが

3000個の頭はそれと同じ気持ち悪いものにしか見えない・・・

しかもその卵に２こづつ目がついててさらに気持ち悪さ

グレードアップしててまったくムリだった。

その後かなめちゃんの単独ミニライブが始まったのだが

こういう人が数千人のお客さんに向かってオーラを切り替えてずんずんずんと前のめりに進んで行くところを生まれてはじめて後ろから見た。

あぁ、これがプロなんだな、と。

本当にいろんな景色を見せてくれたかなめちゃん。

14歳から色んな音楽やアーチストさんを教えてもらっていたが

14歳だった私に改めて言いたい。

40年後も同じようなこと続けてるよ！

14歳のときと同じように「へーこれ私好きかも、他の曲も聞いてみよ！」ってやってるよ。

60過ぎても元気にやってるかなめちゃん

25歳のときと基本的にノリはそのままなかなめちゃん

健康に気を付けてこれからも活躍してほしい。

今のライブはファースト、セカンドを中心とした構成だからどこかで行っておきたいな。

私の恩人