出雲の旅 世界に誇る美術館 その2 | 毎日は旅のごとし日記

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いわゆるアラフォー世代です。できれば毎日をほのぼの楽しく過ごしたいと思っております。


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日本庭園ナンバー1の足立美術館ラブラブ



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なんと

7年連続日本一です音譜


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曲線がとても美しいですねキラキラ



学芸員の方のお話を伺ったところ、

この美術館には50名ものスタッフ女の子男の子がいていて

開館前に必ず全員が庭園へでてゴミを拾ったり

落ち葉を拾ったりするそうです。



専属の庭師さんグッド!も結構いらっしゃる様子で

365日お客さんが見えないところで

必ず庭園のどこかを手入れしているんですってビックリマーク




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松の木に藁がまかれています。

冬の訪れ雪の結晶を感じます。




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実はここのお庭は本当に

緻密な計算メラメラの基に作られているんです。



バックの山と手前の庭の間には

見えないけれど、なんと道路があり、田んぼもあって

山までの相当の距離があるんですよビックリマーク

ぜんぜんわかんないでしょ?



それを如何にも庭園とつながっているように

見せることで奥行きのある日本ならではの景色富士山

作り出しているんです



さらに、ここからは見えないけれど

庭園と山との間に

この日本画のような景色と合わなくなった木がすぐに

植え替えられるように

控えの木々が何十本霧と育てられてるんです



手間隙かかってます目



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奥行きのある景色にするために

松も男松パンチ!と呼ばれる黒松と

女松キスマークと呼ばれる赤松がそれぞれの場所に応じて

植えられているのです。



名前のとおり、

黒松は幹が黒く、葉も濃い緑。

赤松は幹が淡い茶色で葉も薄緑。



女松である赤松の「赤さ」をよりくっきりと出すために

わざわざ幹の皮を人工的に剥いでいきますパー



上の写真は赤松。

茶色がとっても明るい印象ドキドキですね。



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この写真の一番奥で上部に位置する緑の部分。

山肌が見えている部分もこの庭園からずっと向こうにある

自然の山を庭園の一部のように見せているんです。



ここも庭園との間に

道路や田んぼがあるんです。

この写真からでは想像できないですね。



ちょっと写真じゃ見にくいけれど

細い滝が一番後ろの山から見えます。



なんと、この滝、人工滝なんです!!

朝9時にモーターが働いて17時まで

自動で滝が流れるようになっているんですね。

それも数十メートルの高さから水が落ちるという

かなり本格的な人工滝。



さらにすごいのは、その一番高く、一番後ろから

流れる人工の滝が、ほんの数メートル先に見える

小川につながって流れてきているように

計算されているんです。



何十年もかけて

如何にも自然の眺めになるように

考えられているんです。



本当にやってくれますな。


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建物の中から四角くくりぬかれた外の景色を

眺めることで、如何にも「絵」を楽しむように

景色を楽しむことができます。