ソフトバンク板東湧梧投手(27)が29日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み600万円増の年俸4000万円でサインした。
今季は先発11試合を含め30試合に登板。5勝4敗、防御率3・04の数字を残した。「自分では1年間を通じて納得のいく投球ができなかったが、中継ぎ、先発によく投げてくれたと評価してもらってうれしい」と話した。
プロ入りから4年連続でアップ更改だが、悔しさも募る。目標にしていた「開幕ローテ入り」がかなわず「1年を振り返ると悔しさしかない」と唇をかんだ。来季もズバリ、開幕ローテ入りに照準を定め「1年間、ローテを守って170イニング投球回を目指したい」と意欲を見せた。
チームNO・1の男前とファンの絶大な人気を誇る板東が、会見の席で表情を曇らせたのが、球団への注文について。ファーム施設がある福岡・筑後市へのキャンプ時の通勤が往復2時間以上かかるため、宿泊環境の充実と施設内の仮眠場所の設置を求めた。「(車で)行きも帰りも疲れる。死にそうなくらい」と切々と訴えた。(金額は推定)
ソフトバンク笠谷俊介投手(26)が29日、ペイペイドーム内で契約更改交渉に臨み、100万円減の年俸2000万円でサインした。「チームの優勝はできなかったですけど、個人としては自分のやるべことはできつつあったのかなと思います。(来季)ラストチャンスだと思って、悔いがないように頑張るだけです」と気持ちを引き締めた。
今季は1軍で8試合登板にとどまるも、防御率1・59をマーク。ウエスタン・リーグでは28試合に登板し、3勝0敗、防御率0・96と安定感を見せた。「2軍も1軍も数字は悪くない。良くなってきていると思います」と手応えを感じる1年でもあった。
来季は中継ぎから先発再転向で勝負をかける。秋季キャンプ中に倉野信次投手コーチ(49)から「先発でいくぞ」と声をかけられた。笠谷は「やっときたかと思って。来年は先発にこだわれたら」と開幕ローテー入りを見据え、プロ10年目のシーズンに臨む。(金額は推定)
ソフトバンク野村勇内野手(26)が29日、ペイペイドームで契約更改交渉に臨み、200万円減の年俸2300万円でサインした。ルーキーイヤーの昨季は1300万円増だった。初の減俸に「ケガして前半戦のほとんどは(1軍に)いなかった。そこから自分の思うような調子に持っていけなかった。妥当かなと思います」と振り返った。
昨季は97試合に出場し、打率2割3分9厘、10本塁打、10盗塁をマーク。さらなる飛躍を期待された今季はキャンプ中に下半身コンディション不良を訴え、3月31日に腰の手術を受けた。6月に1軍昇格したが「万全な状態ではなかった」と明かし、50試合の出場で打率1割6分、3本塁打、7打点と悔しい結果に終わった。
オフは例年通り、元ホークスで今季限りで現役引退した松田宣浩氏の自主トレに参加する。「来シーズンは本当に勝負の年になる。(成績の)数字とかは考えず、レギュラーを取るためにやっていきます」と来季の巻き返しを誓った。
▼生海(50万円増の1050万円で契約更改)「2年目は開幕スタメンでいって、試合に多く出場できるように頑張ります。本塁打は20本以上はいきます」
板東は先発の為に体を大きくした結果、バランスを崩した形になってコントロールが
悪くなったみたいですし、来年は開幕からドンといって欲しいですね
笠谷も決して通用しない訳でないですが、敗戦処理の時はいいけど・・・という感じなので
変に自分を追い詰めすぎず、力を出し切ればそれなりの結果は出ると思います
野村は怪我の影響がどこまであったかは不透明ですが、そもそも得意なゾーンが少なく
バッティングが粗いので、正直今のままではスタメンは厳しでしょうね
生海もそうですが、狙ったゾーンの球・球種をミスショットしたようなスイングなら
見てる方も仕方ないというか、納得する部分はあるんですが
甘いストライクゾーン見逃して、ボール球の変化球振ったりというのを繰り返していると
見てる側はもういいと思ってしまいますからね