ソフトバンク牧原大成内野手(36)が23日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み、3500万円増の年俸8000万円プラス出来高で更改した。
大幅増に納得はしても満足はしていない。「(年俸が)倍くらいいいのかなと思ったけど、毎年、打率3割を打っているわけではないし…。今まで一番上がったので納得はしています」。今季は120試合に出場。123安打、打率3割1厘。キャリアハイの数字をマーク。藤本監督から「ジョーカー」と呼ばれ、攻守に頼るユーティリティープレーヤーとして活躍。中盤以降は先発メンバーに定着した。ただ、打率3割をクリアしながら規定打席に2打席足らなかった。「2打席足らなかったのは本当に悔しい。やっぱりレギュラーで頭から出ないと」と唇をかんだ。会見ではゴールデングラブ賞のユーティリテ部門創設も訴えたが、来季は中堅の定位置取りに照準を合わせた。レギュラー定着で、さらなるキャリアハイを目指すつもりだ。
背番号は36から今季限りで引退した明石の「8」を引き継いだ。「しっかり自分のものにできるように頑張っていきたい」。育成出身のプロ13年目となる来季は、さらなる輝きを誓っている。
ポジションから打順から使われ方からすれば、牧原の貢献度はかなり高いと思います
1つのポジションでレギュラーで出るのが一番でしょうが、チームとして監督としては
ユーティリティプレーヤーが1人いるだけでも大きく違うと思います
その評価が難しいのはわかりますが、今年の牧原は評価されるべき選手だと思います