ソフトバンク柳田悠岐外野手(34)が6日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸6億2000万円でサインした。昨年時点で、日本人野手最高年俸となっていた。

7年契約3年目だった今季は「人生初」という主将を務めた。だが左肩の負傷などの影響もあり、117試合の出場で打率2割7分5厘、24本塁打。3年連続7度目のベストナインに選出されたが、物足りない成績に終わった。

来季も藤本監督の指名を受け、主将を続投する。「納得いく数字は残せなかったので、もっと来シーズンはいいプレーでチームを引っ張れるようにしたいです。キャプテンに指名していただいた藤本監督を胴上げできるように精いっぱいやっていきたい。しっかり取り返したいなという気持ちです」と意気込んだ。

 

ソフトバンク大関友久投手(24)が6日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み1100万円から約4倍増となる年俸4500万円で一発サインした。

プロ3年目の今季は21試合に登板し7勝6敗、防御率2・93の成績を残した。夏場には左睾丸(こうがん)の摘出手術を受けながら、後半戦もチーム復帰。「思ったより高い評価をいただいた。(契約内容は)すごくありがたいが、個人的にはもっと貢献できたという気持ちがあった」。シーズンを振り返って悔しさが残るのはオリックスとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで好投できなかったこと。「チームに迷惑かけた試合が心に残っている」と唇をかんだ。

大幅昇給に来季の目標も大きく掲げた。「1年間、先発ローテで回って、18勝くらいはしたいと思う」。今オフもすでに肉体改造に取り組み、自慢の直球にさらに磨きをかけるつもりだ。「18勝は、このままだと達成できないことは分かっている。ひと回りもふた回りも違う姿になって目指したい」。期待のサウスポーはさらなるステップアップを視野に入れた。

 

ソフトバンク板東湧梧投手(26)が6日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、700万円増の来季年俸3400万円でサインした。

板東は4年目の今季、終盤で先発として頭角を現した。9月24日ロッテ戦でプロ初完封を記録するなど計3勝を挙げた。シーズンを通しては中継ぎも含めて25試合に登板し、防御率は3・18だった。

来季は開幕ローテーション入り。そして15勝を目標に掲げる。「先発がずっとしたいと思っていて、今季初めて先発で勝ったときにやりたいとあらためて思った。来年は先発一本で行きたい。開幕ローテーションに入って1年間回ることができれば15勝が見えてくる。そういうシーズンにしたいですし、その結果優勝、日本一に少しでも貢献できたらと思います」と意気込みを語った。

 

ソフトバンク谷川原健太捕手(25)が6日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、350万円増の来季年俸1300万円でサインした。

7年目の今季は自己最多の71試合に出場。本職の捕手としてだけではなく、外野守備や代走でも多く出場。打撃面でも存在感を示した。来季に向けては「捕手を捨てたわけではなく、やりたい気持ちはありますし、外野もやりたい。勝負できるところが多いのはプラスになるし、自分の武器。どちらかでまずはレギュラー、スタメンで出られるのを目標にやっています」と意気込んだ。

秋季キャンプ中の11月には婚姻届を提出し、新たな家族も得た。「楽しいです。家で毎日ゲラゲラ笑っています。今までは1人でしたけど、ぼく1人の人生じゃない。より一層、頑張らないと」と気を引き締めていた。

 

ソフトバンク高橋礼投手(27)が6日、ペイペイドーム内で契約更改交渉に臨み5400万円から約20%ダウンとなる年俸4300万円の提示を受け入れ、サインした。

今季は4試合に登板したのみ。プロ1年目以来、4年ぶりの勝ち星なしに終わった。「成績は最低だったが、後半戦はファームで自分の球が投げられた。四球も少なかったし、1歩ずつ階段は上っていると思う」と、復調に手応えも感じ取った。19年には12勝を挙げ新人王を獲得したサブマリンが、大幅減俸に来季の雪辱を誓った。

 

十分な数字ではないでしょうが、試合に出るとある程度の数字を残してくれる柳田ですが

 

他の選手もそうですが、ここで打てば同点・逆転の場面で打てないですからね

 

そういう意味で柳田は自分がもっと打っていればと言ったんだと思います

 

大関・板東はやれるというのは見せてくれたと思いますが

 

同時に不安定なピッチングをしてる事もありましたし、ローテーを守りながら

 

悪いなりに抑える事が出来るかがカギだと思います

 

牧原もそうですが谷川原のような選手はスタメンで使うよりベンチに置いておいた方が

 

ベンチワークとしては有難い選手ですが、そこから脱却してレギュラーを獲れるかですね

 

高橋は新たなものも取り入れようとして完全に失敗し、ここ数年を棒に振った感じですが

 

本人も手ごたえを感じているようですし、来年は勝負の年になるでしょう