ソフトバンク大竹耕太郎投手(27)が25日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み、100万円ダウンの2000万円でサインした。

「今年は開幕ローテに入れなくて、思うようにならなかった」。1軍では2試合に登板したのみ。0勝2敗、防御率6・43の数字に終わった。今季は直球の球速アップに取り組み、145キロまでスピードアップに成功。大半を過ごした2軍生活で打者を抑えるという投手の基本も再確認させられた。「球速を出すための投球になると打たれると感じた。試合に入ったら抑えるための投球が大事になると思った」。10月のフェニックスリーグでは15回を投げ21三振を奪い、自信も回復した。

秋季キャンプはメンバーから外れ、福岡・筑後市のファーム施設でトレーニングに励んだ。「来年は1年間、1軍で先発で投げて規定投球回を投げきりたい」。雪辱の6年目に向け、気持ちを新たにした。

 

ソフトバンク椎野新投手(27)が25日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1900万円でサインした。

5年目の今季は18試合の登板で防御率4・01の成績だった。「今年は最後にコロナでいなくなったんですけど、そこにいくまでの最後の2、3試合においてはいい感じをキープできていたので良かった」と振り返った。一方で「体力というか、投げる体力がやっぱり足りてなくて、登板過多になるとガクッと落ちちゃう。落ちる差をなくしたい、そこが課題です」と改善点を挙げていた。(金額は推定)

 

ソフトバンク海野隆司捕手(25)が25日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1150万円から150万円増の来季年俸1300万円でサインした。

海野は3年目の今季、自己最多で捕手としてはチーム2番目の47試合に出場。プロ初本塁打もマークした。印象に残るのが、優勝マジック1で迎えた10月1日西武戦だ。「終盤で出るということがほとんどで、その中で勝った試合もあれば逆転負けした試合もありますし、怖さというのは知ったのかなと。1球で試合が決まってしまう怖さとか、そういうのが知れたのが一番大きいですね」と、大きな経験を積んだ。

DeNAからは国内フリーエージェント(FA)権を行使した嶺井の加入も決定。来季に向けては「競争はすごく激しくなると思いますし、その中でもやっぱり拓さん(甲斐)だったり嶺井さんたちに勝っていかないと残れない世界なので。なんとかそこに食らいついて、しっかり春からアピールしていきたい」と気合は十分だ。

捕手争いを勝ち抜くためにも「1人立ち」を掲げた。過去2年間、自主トレで師事してきた甲斐から離れることを決意。「率直に、自分が言うのもなんですけどライバルというのもありますし。学びたい、一緒にやりたいというのもあるんですけど、拓也さん(甲斐)に勝っていかないといけない。一緒にやっていても勝てないかなというのはあるので」。強い覚悟を持って、23年シーズンに臨む。

 

ソフトバンク増田珠内野手(23)が25日、福岡市内の球団事務所で契約交渉し、200万円増の860万円でサインした。

「1軍の舞台でいい投手と対戦させていただいて、通用するまではいかないけど、ついて行けるかなと思った。これを自信にして来年に生かしていきたい」

今夏、チーム内にまん延した新型コロナウイルス感染もあって、3年ぶりに1軍昇格。7月17日のロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初本塁打を放つなど15試合に出場し、打率2割5分6厘の数字を残した。

「来年はまず開幕1軍を目指して頑張りたい」

年明けには巨人入りした松田とともに自主トレに励む予定。「熱男魂をたたき込んでもらいます」と早くも意気込んだ。

この辺りの選手は皆、やれそうな感じはあるのですが長続きしないですし

 

チャンスを活かしきれていない感じで、もどかしいですね

 

そういう若手の突き上げがないからFAで選手を獲得しようとしたり、外国人に頼るわけで

 

もう一段階上の選手になれるように頑張って欲しいです