ソフトバンクの井上朋也内野手(19)が13日、契約更改に臨み、20万円ダウンの年俸860万円(金額は推定)でサインした。
オンライン取材に対応した井上は「今年はけがをしてしまって、そのまま復帰できず終わってしまった。周りの活躍を見て思うところもあったし、早く野球がしたいというのもあって、なかなか苦しい日々が続いた。ようやくけがもほぼ治って、今はしっかり来年に向けてやれている」と振り返った。
球団からは「来年頑張って、今年の分もやってほしい」と言われたといい、「来年は2年分働けるように頑張りたい」と意気込んだ。
井上は埼玉・花咲徳栄高からドラフト1位で2021年に入団。2年目の今季は春季キャンプから持ち前の打撃力をアピールしたが、8月12日に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた影響もあって1軍出場はなし。2軍戦では23試合の出場で打率2割5厘、1本塁打、8打点だった。
ソフトバンク奥村政稔投手(30)が13日、来季育成選手として再契約した。
年俸は現状維持の900万円。オンラインで会見に臨み「球団の人ともいろいろ話をして、後ろ向きな育成というところではないということを言われた。また来年、今まで以上に全力で投げられるようにしっかり体を作って、戦えるようにしたいという思いです」と心境を語った。
奥村はプロ4年目の今季は4試合に登板。防御率0・90だった。先発を予定していた9月16日楽天戦を、右肘負傷のため緊急回避。その後、同箇所の手術を受け、10月には来季の支配下選手契約を結ばないことを伝えられていた。現在は約50メートルまでキャッチボールの距離を伸ばしており、経過は順調だという。
来季に向けては「2月のキャンプから、しっかり全力でいけるようにします。支配下に戻って、今まで投げられなかった悔しさもあるんで、投げられるようにしたい」と春季キャンプから、1軍争いに加わる意気込みを語った。
どちらも1軍での戦力になりそうな選手ですが、共に怪我でした
他球団もそうですが、ホークスは特に怪我が多い印象ですし、どうにかして欲しいです
2人とも大きなアピールは必要になるでしょうが、力はあるので頑張って欲しいです