首位追走のため、勝点3が欲しい鹿島。この日は序盤から主導権を握りながらも決め手を欠くと、後半7分に大迫に巧みなヘディングシュートを決められてビハインドを背負う。それでもすぐに反撃を開始し、流れは完全にホームチームに傾きかけていた。しかし、同15分にキムミンテが2枚目の警告を受け、残りの30分間は10人での戦いを強いられることに。厳しい状況の中、タイミングを見計らってゴール前に人数を掛けると、終盤にはついにこの形が実を結ぶ。試合を通じて攻守に奔走した和泉がゴールを仕留め、執念でドローに持ち込んだ。