ソフトバンク和田毅投手(40)が16日、ペイペイドームで契約交渉に臨み、現状維持の年俸1億5000万円プラス出来高でサインした。来季は2年契約の2年目。不惑のシーズンを終えたベテラン左腕は「4位という順位が全て。ポストシーズンを戦うこともできなかった。力不足。優勝に向かって戦ってきた中で、それに貢献できなかったことは責任を感じないといけない」と、唇をかんだ。
今季限りで西武松坂大輔投手(41)が現役引退。和田が「松坂世代」最後のNPB現役選手になった。「選手としての『松坂世代』は1人になったけど、『松坂世代』が1人になったとは思わない。球場で解説している同級生もいますし、刺激をもらっています。僕も同級生に刺激を与えられるように頑張りたいです」と話した。
今季は左肩のコンディション不良に悩まされながらも、18試合で5勝6敗、防御率4・48。球団史上初となる40代での複数勝利を挙げ、交流戦でも巨人杉内に並ぶ歴代最多の通算26勝目を手にした。数々の歴史に名を残した21年でも「ポストシーズンはテレビで見るもんじゃない」と、悔しさは全開。「来年は藤本監督を胴上げできるように」と、41歳を迎える来季を見据えた。(金額は推定)
ソフトバンクの牧原大成内野手(29)が16日、ペイペイドームで契約更改に臨み、1000万円アップの年俸4500万円でサインした。
今季は98試合に出場して打率2割7分8厘、4本塁打、21打点、14盗塁。複数ポジションを守れるユーティリティープレーヤーとしても活躍した。 あらゆるポジションに対応できることは自身の強みでもあるが、来季は〝脱ユーティリティー〟を目指す。「1年間いろいろなポジションを守ってきましたけど、ユーティリティーをやるというのは結局一つのポジションでレギュラーを取れていないということ」 その上で「自分の中ではもう一度、二塁を取りにいく気持ちを持ちながらやりたい。あとは守備には自信があるのでゴールデングラブ賞も取ってみたい。1か所を守り切るという気持ちが強いですね」と力を込めた。
ソフトバンク田浦文丸投手(22)が16日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み、今季年俸560万円から400万円アップの960万円で更改した。
高卒4年目の今季は自己最多19試合に登板。4月11日の楽天戦(楽天生命パーク)では、中継ぎでプロ初勝利を手にした。7月20日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、以降は1軍昇格なし。1勝0敗、1ホールド、防御率3・38の成績を残していた。「後半戦はコロナ感染もあり、すごく悔しかった。来シーズンは45試合登板を目標に少しでもチームの力になれるように頑張りたい」。
昨年に続き、1月の自主トレは同じ横手投げ左腕の嘉弥真と行う予定。キャリアハイ更新へ鍛錬を積む。(金額は推定)
和田は正直、これぐらいの成績以上のものを期待するのも違う気がします
以前から急に打ち込まれる傾向にありましたが、それが今年は1イニング以上前倒されて
5回持たない感じになっていましたが、ローテーの穴で5回ぐらい投げてくれればOKというか
和田に1年間フルでローテーを守ってもらわないといけない状況にしたらダメですからね
牧原は今年のチーム状況として内外野色々守りましたが
個人的には三森とセカンドで勝負させてほしいと思います
田浦は勿体ないシーズンになりましたが、今年の経験を来年に活かして
1年間1軍で投げられるようにして欲しいですね