ソフトバンク甲斐野央投手(25)が納得のダウン更改だ。4日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み200万円ダウンとなる年俸3600万円でサインした。  「もう少し下がると思っていたけども、リハビリをやって投げられない状態からよく頑張ってくれた、と言われた」と減俸も納得した。ルーキーイヤーの19年に66試合に登板し2勝5敗、8セーブ、26ホールドをマークしたが、右肘痛のため昨年は1軍登板なしに終わった。メスを入れ、復帰を目指した今季だったが出遅れて22試合の登板にとどまった。 「自分の、チームの、ファンのために気合を入れて来季は頑張りたい。中継ぎとして50試合以上を目指したい」と4年目の完全復活に向け意気込んだ。(金額は推定)

 

ソフトバンク松本裕樹投手(25)が4日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み年俸2000万円から800万円増の2800万円で更改した。

今季は7年目で自己最多となる33試合に登板し白星もキャリアハイとなる3勝(3敗)を挙げた。「今季は良くも悪くも波があったけど、(1軍再昇格から)2軍に落ちることなく最後までできたのは良かった」と話した。

来季は先発ローテ入りを目標に掲げている。「(来春の)キャンプ、オープン戦と先発としてチーム内で戦っていけるようにしたい。先発で開幕1軍を目指して頑張りたい」と気合を見せた。(金額は推定)

 

ソフトバンク大関友久投手(23)が4日、ペイペイドーム内で契約交渉に臨み300万円アップの1100万円でサインした。

今年5月に育成から支配下登録され12試合に登板。プロ初勝利こそならなかったが防御率2・35の数字を残した。「3月のオープン戦で使ってもらい、『これだ』というものがないとプロでは通用しないと思った。4月から取り組んで来た」。150キロ近い速球に変化球のコンビネーションも良く、秋季宮崎キャンプでは藤本新監督からも「先発候補」として名前が挙がった。

「来季は先発でいきたいと思う。最終的には2ケタ勝利ができるようになりたい」。年明けの自主トレは福岡で単独で行う予定。文字通り「独り立ち」へ期待のサウスポーが気合を込めた。(金額は推定)

 

ソフトバンクのリチャード内野手(22)が4日、王球団会長の「40発指令」に応えると誓った。ペイペイドーム内で契約交渉に臨み、500万円アップの年俸1160万円で更改。4年目の今季は34試合出場でプロ1号を含む7本塁打を放った。終盤の活躍を評価されての増額に「悔しいシーズンでしたが、いろいろ経験させてもらって感謝のシーズン」と振り返った。(金額は推定)

秋季キャンプ中、王球団会長から来季目標を問われ「自分、数字を決めると、その前に失速しちゃうんですよ…」と返事に窮してしまった。すると見かねた王会長が「強い気持ちを持てばいけるんだ。オレとおまえで40本にするぞ!」と“強引”に目標を設定した。球団で40本塁打以上は05年の松中、ズレータが最後。高い目標にもリチャードは「王会長と約束したので。目指すのはそこです。勇気をもらいました」と前向きに目指す決意を示した。

目標達成のため、勝ち取った500万アップを自己投資に充てるつもりだ。11月末に福岡・筑後市の若鷹寮を退寮し、福岡市内で1人暮らしをスタートした。「作れるご飯の種類が少ない。そればっかり食ってたら死んじゃうので。ちょっとお願いしようかなと」。管理栄養士の食事サポートを受ける考えだ。藤本監督からも、来春キャンプまで体重118キロ以下をキープするよう命じられており、体重管理の観点でもプラスで「一石二鳥って感じです」と得意げだった。

今日の4人は来季の主力で頑張って欲しい選手ですし、最初から最後まで

 

1軍で完走するのは当然で、その中でどれだけやれるかだと思います

 

甲斐野と松本はある程度やれるでしょうが、大関とリチャードは分からないですね

 

ただ今年通用した部分と通用しなかった部分をしっかり分析し成長につなげて欲しいです