ソフトバンクの上林誠知外野手(25)が18日、ペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1150万円減の年俸5350万円でサインした。

 スーツ姿で会見に臨んだ上林は「去年はけががあって逃げられた部分もあったけど、今年はやってやるぞという気持ちで迎えて駄目だった。苦しかったし、くやしさしかない」と唇をかみしめた。

 雪辱を期す来季に向けては「一番の課題はメンタル面。これまではどうしても完璧主義者の部分があって自分を苦しめてしまった。少し自分にやさしくなりたい」と肩の力を抜いて臨むつもりだ。

 7年目の今季は1番右翼で開幕スタメンを果たしたが、打率1割台と低迷し、9月20日に出場選手登録を抹消された。ロッテとのクライマックスシリーズ、巨人との日本シリーズでは代走や守備固めで出場したものの、シーズン成績は69試合に出場し、打率1割8分1厘、6本塁打、20打点。2017年以降ではいずれもワーストの数字が並んだ。(金額は推定)

 

ソフトバンクの牧原大成(28)が21日、ペイペイドーム内の球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨み、500万円減の年俸3500万円でサインした。

 14日の交渉で来季の契約を保留していた牧原は「前回と提示は変わらない。守備をもっと評価してくださいと伝えていたが、十分に評価していただいた。あとは自分が打つしかないと納得してサインしました」と説明した。

 今季はセカンドのレギュラー格として開幕を迎えたが、終盤には周東にポジションを奪われる形となった。「これまでは『かかってこい』の気持ちだったけど、今年は周東に負けたなと思っている。来季は挑戦者の気持ちで臨みたい」とセカンドのレギュラー争いに意気込んだ。

 10年目の今季は77試合に出場し打率2割4分1厘、1本塁打、8打点。捕手、一塁手、左翼手以外のポジションを守り、ユーティリティーぶりを発揮した。(金額は推定)

 

福岡ソフトバンクの松田宣浩内野手(37)が21日、ペイペイドームで契約更改交渉に臨んだ。来季は2年契約の最終年で、現状維持の年俸4億5千万円プラス出来高払いでサインした。

 15年目の今季は116試合に出場し、打率2割2分8厘、13本塁打、46打点をマーク。8年連続2桁本塁打を達成した一方、9月10日の楽天戦に欠場し、2014年8月26日から続いていた連続試合出場が815試合で途絶えた。

 今季について「球団からはチームの先頭に立って引っ張ってくれたと評価してもらった。自分の数字には満足はしていないし、反省すべき点が多い」と振り返った。自身の後釜については「球団と『ポスト熱男』をどうしようかという話になった。(三塁の)ポジションではなく、チームの先頭で声を出して盛り上げられる選手を早く見つけないといけない」と後継者が出てくることを期待した。

 来季に向けては「最多安打を取れるくらい、ヒットをたくさん打てる技術を身に付け、いい2021年にしたい」と意気込んだ。年明けの自主トレは昨年に続きチームメートの牧原大、水谷のほか、他球団の選手とともに宮崎県内で行う予定だ。(金額は推定)

 

上林は本人も言ってるように、もうちょっと自分に甘くなっていいと思います

 

無理にテンションを上げる必要は無いけど、チームの結果には喜んでいいと思いますし

 

そうなる事で自分へのプレッシャーも力に変えられると思います

 

牧原は早打ちのバッティングに批判が集まってる形ですが

 

正直、ホークスの各バッターは基本早打ちですからね

 

今年に関しては周東も出塁率は低いですが盗塁面でプラスになってますし

 

他のバッターもそうでしょうから、単純に打ってない事が問題ですよね

 

松田は数字では計り知れない部分での貢献が大きいですが

 

そもそも去年までは数字でも貢献してくれていたわけですから

 

早くポスト熱男の存在を作り、松田に野球に専念させたいですね