
会議の中ではA組、B組の振り分けが行われました。特にA組投手にはルーキーの甲斐野央投手、杉山一樹投手、板東湧梧投手、奥村政稔投手の4名が入りました。工藤公康監督就任後、複数の新人投手がキャンプA組スタートとなるのは初めてです。
それについて工藤監督は「即戦力として球団も獲得している。直に見たいのもあるし、コーチからも力はあると聞いています。4人それぞれに特徴もある。いいところを伸ばしていってほしい」と説明しました。
野手陣では育成枠の周東佑京選手がA組に抜てきされました。今季は「奪Sh!」のスローガンのもと、走塁面もかなり意欲的に臨むことがチームとして確認されています。チームトップクラスの俊足の持ち主をA組に入れたあたりに、今年のホークスの強い決意が表れていると言えそうです。
また、会議の冒頭でも工藤監督は「今年はリーグ優勝を奪い取る、奪い返すとの思いを込めて『奪Sh!』のスローガンにしました。その中には走塁、盗塁で得点力を伸ばすという意味も含まれています。それは、走塁コーチだけが意識するのではありません。他の部門でも、1つの走塁での失点を防ぐという場面もあるでしょう。全員で1点を取り、1点をやらない野球を目指していきましょう」とコーチ陣を前に訓示を行い、改めて意思統一を行っていました。
そして、今季はキャプテン制度を敷かないことも確認されました。「選手1人1人が自覚を持って、自分がキャプテンなんだ、引っ張っていくという気持ちでやってほしい」と工藤監督はその意図を口にしました。
チームは31日(木)に宮崎入り。2月1日(金)~2月28日(木)まで宮崎市の生目の杜運動公園にて春季キャンプに臨みます。
ルーキー以外はこれといって抜擢という選手はいないですが、これが結果ではないですからね
B組の選手はよりアピールを頑張ってA組昇格・開幕1軍を目指して欲しいです
ただ、この段階で目新しい選手がいないというのが目下のホークスの課題だと思います
ルーキーの4人は戦力というより、まずは見たいという感じでしょうが石川・加治屋が怪我でB組ですし
紅白戦・OP戦の序盤は登板機会もあるでしょうから、そこで投げる事が出来るか
または結果を残せるかというのがまず最初の目標だと思います
キャプテン制度は、チームが去年のように悪い方向へ向かっている時には誰かが先頭に立つ為に
必要とは思いますが、たとえば選手会長がそれをやってもいいですし、ベテランがやってもいいと思います
ただ、何も言わず皆の向いている方向が違うようになるのだけは避けないといけないですね