阪神大震災のあの日から24年が経ちました

この地震以降も日本では災害が続き、復興と共に防災にも着目されるようになりました

しかし去年の広島での豪雨でもあったように、やはり災害は対岸の火事と思ってる人は多いようです

24年経った今でも心の傷が癒える事はないでしょうが、同時に前に進んでいる人も多くいます

どこかで大規模災害が起これば、自分の経験が生かされればと被災地に向かう人もいます

やはり身内を亡くす等の経験をした人の言葉の方が響くものがあるでしょうし

そうやって互いに支えられる事もあると思います

かと言って、自分から多くを発信する人は少ないのも現実で、それは戦争体験と同じなのかもしれません

世間の記憶から消えていこうと、普段通りの生活に戻ろうと、自然と笑えるようになろうとも

乗り越えられない部分もあるのは間違いありません

それは大人がさらに年齢を重ねたとしても、幼い子が大人になったとしても、変わらないと思います

前に進む事も、その場に留まり続ける事も、どちらも悪い事ではないでしょう

幸い自分のは大きな被害が無かったので、独りよがりかもしれませんが、そういう人がいるんだと

発信し続けるという、その役割を担おうと思っています