最後は渡邉雄大(わたなべゆうた) 身長186cm 85kg 左投左打 新潟県三条市出身

 
中学1年から野球を始め軟式野球部に所属
 
中越高校では3年春にエースとして1回戦から8連投、5完投でチームを引っ張り北信越大会準優勝に導く
 
3年夏も全6試合に登板し2完投など力投を見せるが日本文理に決勝戦で敗れ甲子園出場はならず
 
その後青山学院に進学し、2年時にスリークォーターからサイドスローに転向
 
しかし結局大学4年間でリーグ戦での登板は無し
 
それでもBCリーグの新潟から声がかかり1年目から試合に出場すると先発・中継ぎ両方で起用され
 
19試合で7勝2敗2完封、防御率はリーグ7位の2.91とまずまずの数字を残す
 
さらに7月にスクリューをマスターすると77イニングで70奪三振と大きな武器となる
 
2年目は前期5勝3完投と結果を残すも7月から中継ぎに転向し最終的には33試合で6勝3敗3完投
 
3年目は対左の中継ぎとして32試合で26回2/3で37奪三振を奪うなど安定した成績を残す
 
オフにオーストラリアのウィンターリーグに参加するも2試合で0回2/3に終わる
 
それでも右対策のツーシームを習得すると4年目の去年は主に抑えとして46試合に登板し
 
55回2/3を投げ1勝2敗、リーグ3位の16セーブ、防御率はリーグトップの1.29、奪三振は66
 
長身を生かしたサイドスローで、最速143キロのストレートとツーシーム・スライダー・カーブ・スクリューで
 
イニングを超える奪三振をマークし狙って三振を奪える力がある
 
やや制球がアバウトなところもありますが、変則左腕という部分で大きなメリットだと思います
 
それでも本指名から漏れ育成での指名になったのはそれなりのマイナス面もあるでしょうね
 
特に26才という年齢での育成スタートは厳しい面もあるとは思いますが、現在手薄な左の中継ぎですし
 
キャンプや紅白戦で首脳陣の目に留まるような活躍をすればあっさり支配下登録されそうです
 
しかし逆にその存在が目立たない事になると支配下登録への道は険しいものになるでしょうね