続いては大竹耕太郎 身長182cm 体重72kg 左投左打 熊本県熊本市出身

 
小学校4年時に野球を始め、中学時代は軟式野球部に所属し3年時に全国大会にエースとして出場
 
済々黌高校では1年秋にエースナンバーをつけると、2年夏には6試合46イニングで6失点と
 
安定したピッチングで18年ぶりの優勝に貢献し、甲子園初戦も完投勝利で22年ぶりの勝利を挙げる
 
続く2年秋の大会を1人で投げ抜き県大会準優勝・九州大会準優勝で甲子園出場を果たすと
 
春の甲子園初戦で55年ぶりの勝利を完封で飾る
 
続く3回戦で現楽天の安楽の済美戦で4失点完投するもチームは敗戦
 
3年夏も全5試合で完投する力投を見せるもベスト4止まり
 
プロから注目されながらも志望届けを出さず早稲田大学へ進学
 
1年春からリーグ戦に出場すると、1年秋からカード初戦の先発を任されるようになるも
 
優勝のかかった早慶戦で先発登板するも敗戦
 
それでも2年春には4勝・防御率0.89で最優秀防御率のタイトルと共にベストナインにも選出
 
優勝のかかった早慶戦で完封勝利を挙げ前年の悔しさを晴らす
 
この年は6大学春秋連覇に全日本大学選手権優勝に貢献するも
 
3年時は怪我の影響もあり不調に陥ると、4年時に復調気配を感じるもまたも怪我で離脱
 
それでも4年秋に483日ぶりの勝利を挙げ復活を果たす
 
出所の見づらいフォームから投げられるキレのある130キロ台のストレートと
 
スライダー・ツーシーム・カーブ・チェンジアップの投球術で勝負するピッチャー
 
野球を始めたきっかけが福岡ドームでダイエーの試合を見たからで、しかもその試合は和田が先発でした
 
高校時代に名を馳せながら早稲田進学を選んだのも和田の影響があったのかもしれません
 
そして来年、その和田と同じチームになります
 
和田ともピッチングスタイルは近いものがありますし、工藤監督も大きく分ければ同じタイプのピッチャーですし
 
多くを吸収してチームの主力となるのを期待したいですね
 
育成契約での入団も3軍制を敷き出場機会も確保されるだろうし、千賀や石川と良い前例もあるからという事で
 
チームとしての方向性がこういうところにも影響が出ているようです
 
大学3年時に苦しむもリハビリ・練習を黙々とする練習態度など、その人間性も評価しているようです
 
ホークスとしては大卒ながらまだ上積みがあると見ていて、まずは体作りからになるでしょうが
 
元々持っているポテンシャルは高いですし、支配下登録も早いかもしれませんね