2年ぶり8度目の日本一に輝いたソフトバンクは23日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、新たに3選手と来季の契約を更改した。
球界屈指の打者に成長した柳田悠岐外野手は、来季中に国内FA権を取得する見込みのため、3年総額12億円プラス出来高払いの大型契約を締結。今季は右脇腹肉離れの離脱などもありながら、130試合に出場して打率.310、31本塁打、99打点の好成績をマークした。今季の2億6000万円から1億4000万円の大幅アップとなった。18日に4億円の2年契約で契約を更改した内川聖一外野手に続く4億円プレーヤーの誕生で、ソフトバンクの4億超え選手は驚異の8人となった。
セットアッパーとして球団史上最多の72試合に登板した岩嵜翔投手は6800万円増の1億3000万円で契約を更改。守護神のサファテに繋ぐ役目を十二分に果たし、6勝3敗2セーブ40ホールドの好成績をマークして最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。プロ10年目で1億の大台を突破し、これでソフトバンクの1億円プレーヤーは16人目となった。2013年オフにFAでソフトバンクに移籍し、その際に結んだ4年契約が終了した中田賢一投手は1000万円減の8500万円でサインした。
○岩嵜翔投手(6200万円→1億3000万円)
72試合6勝3敗2セーブ40ホールド 防御率1.99
「かなり高い評価をしてもらいました。1年間、シーズンとポストシーズンとよく投げてくれて感謝していると言ってもらいました。1年間戦い抜けたのは自信になりましたし、たくさん投げた中でここまで出来たというのも自信になりました。来季も60試合は絶対に投げたいですし、2年連続で(最優秀中継ぎの)タイトルを取りたい」
○柳田悠岐外野手(2億6000万円→4億円)3年契約締結
130試合448打数139安打31本塁打99打点 打率.310
「素晴らしい契約をしてもらいました。凄いお金です。ホークスに必要な選手でずっとホークスでやってほしいと言ってもらいました。嬉しかったですし、プロに入った時にこういう選手になりたいと想像して入って、まさか本当にそうなれるとは思ってなかったので嬉しかった。それと引き換えにチームをもっと引っ張っていきたいな、日本一の選手になりたいなと思っています」
○中田賢一(9500万円→8500万円)
18試合7勝6敗0セーブ0ホールド 防御率4.57
「怪我なく1年間準備してくれてというのと、来年は先発としてやってほしいと言っていただきました。先発として、いい投手がたくさんいるので、先発の6人の中に入っていくためには、プラスアルファのレベルアップをしないといけない。自主トレで、コレという武器を作って臨みたいと思います」
岩嵜は去年までに6000万ある時点である程度の結果を残しているのはわかりますが
今年は中継ぎ一本に専念した事で一気にこれまでの殻を破った形になりました
来年も同じような活躍を期待したいですが、チームとしては中継ぎの負担を減らしたいところですね
柳田はここ数年怪我しながらもある程度の結果を残していますし、FA権取得のタイミングでの複数年は
ホークスにとっては大きな契約になったと思います
年俸の大幅アップもこの3年でさらに成長してくれるというポジティブなものでしょうね
3年後、年齢的にもメジャー挑戦するのかわかりませんが、メジャーから欲しいと言われるような
成績を残し続けて欲しいですね
中田は複数年契約明けですしマイナスも仕方ない部分もありますがホークスに来てからは
勝利数や防御率は微妙ながらも毎年貯金は作ってるんですよね
ただ今年は登板間隔の問題なのかひどい時はどうにもならない感じでした
もう1つ勝負出来る変化球があればいいのは当然ですが、ストレートもフォークもいいですし
良い意味で開き直って投げられるメンタルが必要だと思います