2年ぶり8度目の日本一となったソフトバンクは20日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、新たに2選手と来季の契約を更改した。

今季、141試合に出場し、キャリアハイの打撃成績を残した今宮健太内野手は7500万円増の2億2000万円でサイン。5年連続5度目のゴールデングラブ賞、3年ぶり2度目のベストナインを受賞。今季限りで松坂大輔投手が退団したものの、今宮で2億超えの選手は再び11人となった。左キラーとして58試合に投げた嘉弥真新也投手は2度目の交渉で、倍増となる4000万円でサインした。

○嘉弥真新也(2000万円→4000万円)
58試合(0先発)2勝0敗0セーブ14ホールド 防御率2.76
「球団からは日本一に貢献してくれてありがとうと言ってもらいました。日本一になれましたし、58試合に投げられて、とてもいい1年になったと思います。来季も50試合以上は投げたいですし、1イニングを任せてもらえるように、今の役割が不満なわけじゃないですけど、もう1つレベルアップするためには1イニングを任されるようになりたい」

○今宮健太(1億4500万円→2億2000万円)
141試合526打数139安打14本塁打64打点15盗塁 .264
「最高の評価をしていただきました。キャリアハイの成績を残すことはできましたが、大した成績ではない。それなのにいい評価をしていただいた。その期待に来季応えられるようにしたい。球団からはリーダーシップをもっと発揮出来るようにと言われましたし、それは来季の目標でもある。今年の数字を見て、これが最低限のラインと思っている。それを越える数字を出すことが大事になってくると思っています」
嘉弥真や厳しい場面での登板が多かったですが、基本的には踏ん張ってくれた印象です

ただ前のピッチャーが残したランナーを還したり、自分がランナーを出して降板したりというのもありました

その部分を批判するのは簡単ですが、ワンポイントでの登板が多いとそれも仕方ないと思います

ただ1イニング任せてもらうだけの信頼が無いのも事実ですし、もう一段階のアップを期待したいですね

今宮は正直なところ、これまでの年俸はほぼ守備の評価だと思います

そこに今年はある程度バッティングでの貢献もありましたし、怪我で離脱もほぼ無いですからね

今後、バントのペースがぐっと落ちれば凄い選手になっていると思います