2年ぶり8度目の日本一に輝いたソフトバンクは19日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、新たに5選手と来季の契約を更改した。

今季103試合に出場し、大きく躍進を遂げた甲斐拓也捕手は345%増となる4000万円で来季の契約にサイン。今季中にFA権を取得していた明石健志内野手は権利を行使せずに残留を決め、年俸1億円の3年契約を結んだ。今季限りで松坂大輔投手が退団となったが、明石の大台到達で1億円超えプレーヤーはこれで再び15選手となった。また来季が3年契約の3年目となる長谷川勇也外野手は現状維持の2億円で更改した。

○甲斐拓也捕手(900万円→4000万円)
「球団の方からは日本一に貢献してくれたと言ってもらえました。いい言葉をたくさん言っていただいて、来年も頑張ってくれと。この1年は僕にとって大きい1年でした。ただ僕1人の力ではないですし、監督が使ってくれた部分もありますし、コーチも力を貸してくれた1年だった。いい評価をしてもらったんですけど、納得できる数字でもないですし、反省点のほうがたくさんある1年でした。打てなきゃダメだと思いました」

○長谷川勇也外野手(2億円→2億円)来季3年契約3年目
「今季は試合数が少なかった。(選手会長としては)自分のことだけじゃなく、色んなこと、球団、選手全体を見ながらでしたけど、いい経験、勉強になることがたくさんありました。(手術した右足首は)今のところは順調にきていると思います。毎年、キャリアハイを、と思ってやっているので、来年もそのつもり。試合数を増やしてめちゃくちゃ打ちたいなと思います」

○明石健志内野手(5500万円→1億円)新たに3年契約締結
「最高の評価をしていただきました。複数年になっても、立場は変わらないですし、1年1年が勝負だと思っています。シーズンの最初はギックリ腰になってよくなかったですけど、いいシーズンを過ごせたと思います。与えられたところで自分のパフォーマンスを出して勝利に貢献するということは当たり前ですけど、それを引き続きやっていきたいと思います」

○江川智晃外野手(1900万円→1700万円)
「チームが日本一になったのは嬉しかったですけど、結果が出せなかった。契約してもらっただけで。正直戦力外も覚悟していたので、最後に一花咲かせられるようにやりたいなと思います。打たないと試合には出られないし、1軍にも残れない。バッティングをメインにやっていきたい。日本一に貢献できるように頑張りたいと思います」

○高谷裕亮捕手(3400万円→3400万円)来季2年契約2年目
「球団からは怪我はしましたけど、その中で日本一に貢献してくれたと評価してもらいました。自分としてはとにかく6月に怪我したことが悔しかった。防げる怪我でもあったので、繰り返さないようにしたい。まずは怪我をしないこと。いつでも試合に出られる準備をしていき、若い子たちに負けないようにしたい。怪我なくやって日本一になりたい」
拓也は今年1年やって、ある程度出来る事は証明しましたし後はここからの積み重ねでしょうね

今年は終盤に高谷に代わられる事も多かったですし、リードも課題はありました

バッティングはポイントゲッターになる必要は無いですが、いかに役割を果たせるかですね

長谷川は今年も足の怪我に悩まされましたが、手術をして来年どうなるかだと思います

明石はFAしなかった事もプラス査定になっているのか、驚きの1億です

ただこういう選手が試合に出てしっかり活躍してくれるからこそホークスは強いのだと思いますし

決して過大評価という感じではないと思います

江川は吉村と同様にギリギリのところにいるでしょうが、頼みのバッティングが何年も変わってないですからね

来年若手の成長度合いによっては本当に戦力外になる可能性があるので踏ん張りどころです

高谷は複数年じゃなかったら間違いなくアップだったでしょうね

まだまだ甲斐1人では心許ないですし、3番手捕手も若手となると高谷の存在は大きくなります

怪我さえしなければ来年も一定の出場機会はあるでしょうし、そこだけですね