次は高橋礼、身長188cm 体重80kg 右投右打 千葉県松戸市出身

 
小学校時代から公式野球を始め、中学時に流山ボーイズに所属し、3年春からアンダースローへ転向
 
専大松戸では1年から控えでベンチ入りし、3年春に背番号1をつけ県大会準優勝
 
続く関東大会では13回2/3で被安打14・失点4もベスト4止まり
 
3年夏は5試合中4試合に先発し32回1/3を投げ4試合連続完封も準決勝でサヨナラ負けとなる
 
専修大では1年秋から登板機会を得て、2部リーグで5試合32回2/3で自責点は4
 
1年生ながら現ヤクルトの原、現オリックスの黒木、現巨人の戸根らを抑え防御率1位となる
 
2年春は守護神として1部昇格即優勝に貢献し、侍ジャパン代表に選出されユニバーシアードに出場
 
2年秋も9試合に登板し4勝2敗防御率2点台と安定し3年春には自己最速の141キロをマーク
 
しかし球速を追い求めたりクイックを意識しすぎるあまりフォームを崩し3年春は2勝3敗で防御率は4点台
 
3年秋は0勝4敗で防御率は5点台と大崩れするもチームは入れ替え戦で勝利し1部をキープするも
 
4年春に自身は6試合で0勝2敗の防御率7点台とチームに貢献するどころか
 
入れ替え戦でサヨナラ打を浴び2部降格となります
 
それでもこれを機に監督・コーチが付きっきりで投球を見直しフォーム作りを徹底する
 
4年秋は2部ながら5勝3敗で防御率2点台と復調の気配を見せるも勝ち切れず1部昇格を逃す
 
130キロ台の浮き上がるストレートとシンカー・スライダー・カーブの変化球で緩急をつけて打ち取るタイプ
 
フォームを改善しタメを作った事でピッチング内容は上向き、ランナーがいない場面は安定しているものの
 
現状のフォームではクイックが遅く、プロでは簡単に盗塁される事が予想されます
 
高校大学とある程度の結果を残したのは、やはり見慣れない球筋が大きな要因だと思います
 
しかし実力のあるチームには打たれているとなると、幾度と無く対戦するプロでは苦戦が想像出来ます
 
制球もややアバウトですし、さらなるフォームの改善やランナーがいるときの対処方を考えないといけません
 
ただ、希少種のアンダースローを指導出来るコーチがホークスにいるのかという不安もあります
 
本人は西武の牧田のピッチングを研究してるようですし、ホークスのバッターも対戦経験もありますから
 
その辺りの感覚やアドバイスというのは出来るかもしれませんが未知数の存在になりそうです