テンポアップで続いては長谷川宙輝(ひろき)身長174cm 体重73kg 左投左打 東京都小平市出身
小平小1年から軟式野球を始め、聖徳学園中では軟式野球部に所属
聖徳学園では1年夏からベンチ入りするも5回に炎上しコールド負けを喫する
2年時には2試合に登板、2回戦では9回12奪三振の好投も味方の援護なく敗退
それでも2年秋の一次予選の初戦で20奪三振、被安打1の完封勝利をあげる
続く2回戦も14奪三振と力投を見せるも味方の援護が無く9回1失点の完投負けとなる
3年夏も初戦は好投するも3回戦で慣れない雨の中の試合で本来のピッチングが出来ず敗退
決して恵まれた体格ではないものの最速144キロをマークするストレートと縦のスライダーで三振を量産
ほかにもカーブ・チェンジアップを使い、甲子園での松井裕樹のピッチングを見てスライダーを決め球にする為に
松井のフォームを参考にしながら独自の握りでスライダーを武器にする
系列中学にいた長谷川に惚れた中里監督は聖徳学園に入学した長谷川にプロを目指そうと力説するも
本人の意識はそこまで高くなく、監督の熱心な指導にも聞く耳を持たなかったが
1年夏に大炎上したのをきっかけに監督の言う事を聞くようになり、そこから体幹・柔軟・筋トレ・フォーム矯正と
地道な練習に取り組み、2年時にはストレートが140キロをマークするようになる
その後もチームは勝利になかなか恵まれないものの、野手にエラーが出るのは自分のピッチングが
三振を取りにいくため打球が前に飛ばない事も要因としてあると気づき、状況に応じたピッチングも考えるなど
部員23人とチーム内にはライバルがいないような環境でも自分を追い込める才能はプロ向きだと思います
恵まれていたとは言えない環境から最高の施設があるプロへ進む事によってどんな進化を遂げるのか・・・
まずは体作りからとなるでしょうが、千賀や飯田のように1軍で活躍するのもそう遠くないと思います