続いては育成1巡目の大本将吾 身長186cm 体重94kg 右投左打 愛媛県西条市出身

壬生小1年時から公式野球を始め、東予東中ではB.B凌駕に所属

帝京第五では1年時からベンチ入りし、4番を任せられていたがチームバッティングに徹していた事もあり

3年春までHRは4本、チームも2年夏は初戦敗退、2年秋・3年春も県大会ベスト8止まり

3年夏も2回戦敗退と甲子園とは縁が無かったが、3年春に帝京から小林昭則監督が就任すると

4ヶ月でHR7本、逆方向への長打も増えスカウトから注目されるようになる

恵まれた体格を生かした長打力が魅力の大型野手で、スポーツメーカーが実施したスイングスピード計測では

今年の高校生の左打者ではトップの数字を叩き出す

走力はそこまで遅いというものではないが守備に関しては課題と言われるレベルで

ファーストとして鍛えるのか強肩をいかす外野手として育てるのかというところです

ホークスの中村を見てきた小林監督が就任直後に大本にプロにいけると言ったように惚れ込んだ選手

中村同様に自分自身をよく解っていて、今では金属で打っている下級生の飛距離を木で上回るという

そのパワーは魅力的ながら、細かい技術はまだまだでこれからに期待する部分は大きいものの

柳田のように長打力をいかしながら大きな成長曲線を描くか、猪本のような感じなるかは

本人の努力と球団の指導方針にかかっているでしょうね