少し間が空きましたが続いては古谷優人 身長176cm 76kg 左投左打 北海道帯広市出身
札内南小3年時から野球を始め、札内中では軟式野球部に所属し十勝大会4強入りを果たす
江陵高校では1年春から背番号11でベンチ入りし、1年夏に支部予選3試合すべてに登板し
10年ぶりの北大会進出に貢献するも、北大会1回戦で8回2失点と好投するも敗退
2年夏には支部予選の初戦で延長15回を無失点に抑えるも味方の援護無く引き分け再試合になると
翌日の再試合も延長戦へともつれ12回を4失点ながら完投し2日で27イニング・380球を投げる
2年秋には主将を任せられながら2年秋・3年春と支部予選で敗退となるも、3年夏には北大会で初勝利し
4強進出を果たす中で自身は6試合で46イニングを投げ5完投・1完封・60奪三振をマーク
2回戦では自己最速の154キロを計測し、準々決勝では8者連続を含む大会新記録の20奪三振をマーク
176センチと決して上背があるわけではないが、それでも思い切りの良い腕の振りからのストレートと
武器になる2種類のスライダーとチェンジアップ・フォークで三振を奪えるのが魅力の投手
「抜き球とか、ボールをよりうまく操れる菊池雄星」というスカウト評ですが、同じく制球には難ありです
ピッチングスタイルとしては打者に向かっていくタイプなので変に意識さえしなければ
四球の多さも気にしないでもいいかもしれないですし、改善されれば大きく化けると思います
1年春からベンチメンバーだった事もあり、「野球が上手いやつが偉いと思っていた」とグラウンド整備をせず
監督にはお前が投げなくてもいいと指導を受けた事もあったようですが、後に主将も任されていますし
また妹さんとの接し方でも成長の跡が見えるので精神面で心配する事はないと思います
いきなり1軍でというよりは少し時間をかけて体を作っていく事になるとは思いますが
いずれば和田のようにエースとしてチームを引っ張り、活躍して社会貢献につなげて欲しいですね