ソフトバンクの攝津正投手が9日に、契約を更改。複数年契約を結んでおり、現状維持の推定年俸の4億円でサインした。

 今季も開幕投手に選ばれたが、1軍登板はわずか7試合。レギュラーシーズンは2勝2敗、防御率5.59に終わった。弁護士とともに会見の席についた攝津は、開口一番「悔しい1年。それしかない」と語った。

「その中で、もう1度自分を見直すことはできた。まだはっきりとしたものは見つかっていないが、どういうことをやればというのはわかってきた。このオフも続けているが、引き続きやっていって、来年はしっかり1年活躍したい」

 そう振り返った右腕は「わかってきた」という内容については「秘密です」と多くを語らなかったが、来季にかける意気込みは並々ならないものがある。

「投げるポジションはもうないと思っている。まずはそこをつかめるようにしていきたい。緊張感や危機感はこれまでも常にもっていたので変わりはないが、先発の枠を自分で勝ち取れるように。同じ失敗をしないよう、反省を生かしてやっていきたい」

 また、「先発へのこだわりはある」としながらも、「必要とされるところでやることがチームのプラスになるのであれば」と、入団時から2年目にかけての中継ぎ起用に応じる姿勢も見せた。

「ゆっくりしていられる立場ではないので、暖かいところで少しでも早めに仕上げていきたい」と、来年1月には森唯斗、山田大樹らとグアムで自主トレを行う予定。来季への課題として「スタミナとフォームの安定」を挙げた攝津。エースと呼ばれた男の真の復活を、多くのファンが期待している。
ソフトバンク高谷裕亮捕手(35)が9日、ヤフオクドームで契約更改交渉を行い、現状維持の3400万円でサインした。来季から年俸固定で2年契約を新たに結んだ。

 今季は左膝を故障し7月に手術するなど、ケガに泣かされ37試合の出場にとどまった。だが、今季取得した国内FA権も考慮しての球団側の複数年提示だった。

 「優勝できなかったのは、捕手として責任がある。正捕手を取れるようにキャンプからアピールするだけ」と正捕手取りを誓った。(金額は推定)
攝津は本人も言うように投げるポジションが確実にあるという状況では無くなりました

個人的にはシーズン中から中継ぎでもう1回っていうのはどうなんだろうと考えていました

ただ本人の中で何か掴んだみたいですし、それで結果を残せるのであれば先発のままでいいと思います

捕手に関しては怪我での離脱という部分では可能性が一番高いと思うので仕方ない部分はありますが

細川・鶴岡との3人で上手く回せなかったのが響いたかもしれませんね

この金額で複数年というのはなかなか無いですが、それだけ重要視されている証拠でしょうね