最多勝、勝率第一位投手の2冠に輝いたソフトバンク・和田毅投手(35)は7日、ヤフオクドーム内の球団事務所で交渉に臨み、3年契約の2年目となる来季は現状維持の4億円でサインした。9、10月は左肘の違和感で戦線離脱し、日本ハムに逆転優勝を許しただけに「勝ち星だけを見れば15勝は誇れるけど、チームとしての優勝、日本一を逃したのは悔しい。責任を感じています」とうれしさ半分の表情だ。
ただ、左肘の状態はすこぶるいい。この日は福岡県筑後市のファーム施設で約40メートルのキャッチボールを行い「もう少しすれば50メートルまで伸ばせると思う。この(左肘の)状態で9、10月を迎えたかった」と万全に近い状態まで回復したことを示唆。任される可能性のある開幕投手についても「若い子がやるのが理想だけど、狙っていかないといけないと思います。そこは競争。自分にとられているようではダメ」とベテラン左腕は武田、千賀といった若手としのぎを削る決意も口にした。(金額は推定)
ソフトバンクの吉村裕基が7日、契約更改に臨み、年俸5000万円の現状維持でサインした。吉村は来季2年契約の2年目を迎える。
今季の吉村は、78試合に出場して打率.209、5本塁打、28打点を記録。中でも「スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」を受賞した4月17日の楽天戦でのサヨナラ弾は、ファンに強烈な印象を与えた。しかし、今季印象に残っているのは8月14日のロッテ戦での手痛いエラーだという。
「チームの流れを一番大事なところで……。そこはしっかりと反省して、また長いシーズンになるので1試合でもチームの力になれるようにしたい。プロである以上、結果を求めないといけない。自分に何ができるのか、しっかり考えながらやっていく」
このオフは「パフォーマンスアップのために体のキレ」を作るためにトレーニングに励んでいる。体重も90キロを切り「シャープさはキープできている」と語る。
共に複数年契約なので現状維持での更改ですが、和田は予想以上の活躍をしてくれたと思います
この後ろに武田・千賀と続いてますし、本人も自分が引っ張っていくとうい感覚は無いでしょうが
若手の良い見本となり、また大きな壁となって欲しいです
吉村はある意味、被害者だと思いますが結果を残せなかったのは事実ですし
良かったのも去年だけですから、若手だけでなくジェンセンもいますし勝負の年かもしれませんね