ソフトバンク森唯斗投手(24)が7日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み、1700万円アップの8700万円で更改した。
入団から3年連続で50試合以上に登板したことが球団から評価されたようで「今季は優勝できなくて、3年間で一番悔しいシーズンだったけど、50試合以上投げたことを評価された」と話した。ただ、森は今季の投球内容に関しては納得していない様子で「勝ちパターンで投げられるように、来年はしっかりしたい」と、不動のセットアッパーを目指すつもりだ。(金額は推定)
7日、ソフトバンクの二保旭が契約更改をし、25%ダウンの推定年俸2250万円でサインした。
二保は、昨年中継ぎで6勝を挙げて大幅アップを勝ち取ったが、4月19日に右肘の側副靭帯再建手術を受け、今季は筑後の2軍施設で長いリハビリ生活を送った。
「チームに何もできなかったので、(ダウンは)納得せざるを得ないし覚悟していた。自己管理ができていなかったと思う。戦える体づくりを含めて、自分と向き合えた1年だった」
手術後、ボールを握れるまでに4か月弱を要したというが、今はキャッチボールで強い球も投げられるという。
「トレーナーと話し合いながら、キャンプに間に合えばいいかなと思っている。リハビリの間、(テレビで)中継ぎを中心に試合を見ていたが、自分ならどうするとか、(来季は)ここに割り込んで行くんだと、前向きに捉えることはできた。そういう意味ではメンタルは強くなったと思う」
二保はロングリリーフもできる貴重な右の中継ぎ。リハビリに費やした1年を無駄にしないためにも、開幕まで焦らずにしっかりと調整してほしいところだ。(※金額は推定)
ソフトバンクの飯田優也が7日、2度目の契約更改の座につき、400万円ダウンの推定年俸2100万円でサインした。
今月1日の交渉で球団のダウン提示を保留していた飯田は「しっかり話をして納得できるところまでいった」と、2度目の交渉でサインに応じた。
「試合数(30試合)は最低限のところまでいったが、内容が伴ってなかったので『来年取り返します』と(球団に)伝えた。森福さんもいなくなったのでチャンスだし、ポジションを確立するという自覚をもって、しっかり成績を出せるようにやっていこうと思う」
飯田が「来年取り返すために、目標というより、やらなければならないこと」として掲げたのは50試合登板だ。
「勝ち継投でそれだけ投げられたら、自ずと見えてくると思う。左の(中継ぎの)1番手になって、左のワンポイントではなく、1イニング、2イニング投げて結果を出したい」
「勝負の年にする」と語る飯田は、「死球が増えてもいいくらいに(インコースを)攻めていきたい。今ある球種の精度を上げて、もっと緩急も使えるように」と自らの課題を挙げた。
失意の保留から1週間。若き左腕は、すっきりとした気持ちで来季へと向かっていく。(※金額は推定)
去年は中継ぎ陣が本当に安定していましたが、むしろそれが出来すぎだったと思います
確かに今年の森は不安定な部分がありましたが、どの選手にもそういう時期がありますし
今年は他の投手も安定感が無く、結果的に思い切って調整させる事が出来ませんでしたからね・・・
二保も飯田も1軍でやっていける力があるのは実証済みですし、後はどれだけ安定させられるかだと思います
それが技術的な問題なのか体力的な問題なのか、本人・首脳陣が分かってるか分かっていないかでしょうね