毎年こうやってドラフトについて書く事は無かったのですが、今年は意見したくなったので書きます

意見したいのは、誰が良いとか悪いとかではなく、ホークスのチーム戦略についてです

本日のドラフトで4人、育成で6人を指名しました

そのうち1位の田中以外は高校生で、さらに去年の11人のうち9人が高校生です

もちろん超高校級の選手であれば、高卒1年目でも1軍での出場機会もあるかもしれません

しかしホークスがとった選手は数年後を見越しての指名で、いわゆる即戦力ではありません

では、今のホークスのチーム状況はどうなのかと言うと、投手陣に関しては先発は若手も出てきていますが

中継ぎに関しては五十嵐が怪しくなりましたし、森福もFAなんて話が出てきますし整備は難しそうです

さらに内野手は捕手陣の細川・鶴岡・高谷を筆頭に内川・長谷川・松田・吉村・本多・川島・明石・江川と

30オーバーの選手が多く、20代で1軍に定着しているのは柳田・中村・今宮の3人です

先にあげた30代の選手がこの先も結果を残す人もいれば、今から衰えていく選手もいると思います

なのでこのバランスが良いか悪いかというのは不毛だと思うので触れませんが

仮に主力が怪我をしたり不調だった場合に、じゃあ誰を使うのかという事です

ウエスタンは5連覇を達成しましたが、2軍で結果を出しながら1軍に定着した選手がどれだけいるのか・・・

1軍の中には守備固め・代走要員はいても、レギュラーを奪えそうな選手はおらず

監督の起用法にも問題はありますが、塚田・猪本・高田・牧原も現状1軍定着に至っていません

もちろん素質のある選手がいないことには指名は出来ませんが、今年チームは打撃に苦しみましたし

素材型ではない選手の指名というのは最重要課題だと個人的には思ってました

しかし蓋を開けてみれば田中以外は高校生で、選手それぞれの調子の差で違いはあっても

助っ人大砲を加えるものの、今年と同じメンバーで同じように戦うのかと思うと

決して、今から来年のシーズンが楽しみだとは思えない、そんなドラフトになったと思います

良い意味で、期待を裏切ってくれる若手の台頭を期待したいです