ちょっと間が空きましたが2巡目、小澤(こざわ)怜史 180cm 78kg 右投左打 静岡県三島市出身

三島北小3年から三島リトルジャイアンツで野球を始め、三島北中では静岡裾野リトルシニアに所属

日大三島では1年時からベンチ入りし、1つ上の兄・拓馬を擁し県大会優勝・東海大会準優勝を経験

ここまで打撃が良かった為外野を兼任していたが、兄の卒業した2年秋にエースナンバーをつける

秋季大会は全試合に先発し県大会準決勝で敗退するも、準々決勝では2安打11奪三振の完封勝利を挙げ

3位決定戦では当時自己最速に近い147キロをマークし、1安打12奪三振の完封勝利でチームを

東海大会へ導き、1回戦では5失点するも13奪三振を奪う力投で完投勝利

しかし準決勝では11奪三振を奪いながら16安打と打ち込まれ12失点でコールド負けを喫する

3年春は怪我の影響で初戦敗退に終わるものの、夏は初戦で初回を三者連続三振に打ち取るなど

復活を印象づけ、さらに2回戦では自己最速の152キロをマークするものの5失点完投負けとなった

2年秋まで打者との兼任ながら最速152キロをマークする本格右腕

ストレートの他にスライダーカット・カーブ・フォークを操り三振を奪えるピッチャーとなった

本格的に投手に専念したのは遅いものの野手投げにならず、下半身を上手く使えています

まだ変化球にばらつきがあるもののフォームのバランスも良く、投手としての経験を積み

実戦を通して見つかる課題を克服していけば大化けする可能性を秘めた逸材です

高校時代は完投していたものの、まだ高校生の域を出ていない為、体作りからのスタートになると思いますが

去年の松本、そして今年の高橋と切磋琢磨して上を目指していって欲しいと思います