プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2015」が25日に行われ、両リーグの最優秀選手賞(MVP)には、ともにトリプルスリーを達成したソフトバンクの柳田悠岐とヤクルトの山田哲人が選ばれた。

 史上初のトリプルスリーと首位打者を達成した柳田は、打率.363、34本塁打、32盗塁をマーク。さらに出塁率.469、長打率.631、得点圏打率.413もリーグトップで、チームのリーグ優勝、日本一連覇に大きく貢献した。

 山田は打率.329、38本塁打、34盗塁をマーク。23歳でのトリプルスリー達成は西鉄ライオンズ(現西武)時代の中西太の20歳に次ぐ年少記録で、本塁打王と盗塁王の同時獲得は史上初の快挙だった。

 同一シーズンに両リーグからトリプルスリー達成者が出るのは、1950年のセの岩本義行、パの別当薫以来65年ぶり。柳田、山田とも所属チームで不動の3番打者を務め、チームをリーグ制覇に導いた。
ソフトバンク工藤公康監督(52)が正力松太郎賞を受賞した。選手と監督で受賞するのは、王球団会長、秋山前監督に続く史上3人目の偉業だった。
 「監督1年目で何も分からないまま、キャンプから選手のことを理解しようと、対話を第一にやってきた。選手は100%以上の力を出してくれた。『明るく、元気に、真剣に』を忘れず、精進してやっていきたい」。最優秀監督賞も獲得し、指導者としても頂点に立った。
プロ野球の新人王が25日に発表され、セ・リーグはDeNAの山崎康晃投手(23)、パ・リーグは有原航平投手(23)が選ばれた。
山崎は入団1年目からDeNAの守護神として活躍。58試合の登板で2勝4敗、7ホールド、37セーブ、防御率1.92と活躍した。37セーブは新人最多記録となった。

 有原は18試合に登板し、8勝6敗、防御率4.79。9月5日のオリックス戦では9回を4安打無失点で初の完封勝利を挙げた。来季は両投手のさらなる飛躍が期待される。
MVPに関してはトリプルスリーの2人になるとは思っていました

トリプルスリーだけでなくタイトルも獲得していますし、妥当なところだと思います

最優秀監督賞も日本一のチームの監督なので当然って感じですね

新人王はセリーグは山崎が獲るとは思っていましたが、パリーグは該当者無しだと思っていました

有原は8勝という勝ち星は悪くは無いと思いますが、防御率が表すように安定感が無かったですからね