米大リーグのカブスを戦力外となった和田毅投手(34)が14日、福岡市内のホテルでソフトバンク入団会見を行った。工藤公康監督(52)も同席。5年ぶりの日本球界復帰で、背番号はかつてつけた「21」に決まった。
 和田は「必要とされるところで投げるのが、プロ野球選手としての信念。ホークスから戻らないかという話をいただいて、迷わず決めました。他球団の話は聞いていません。9年間、やらせていただいたチームですし、出た時から日本に戻るのであればホークス以外は考えていなかった」と語った。

 浜田高、早大を経て02年のドラフト自由獲得枠でダイエー(現ソフトバンク)に入団し、03年に14勝で新人王を獲得して以降、5年連続2桁勝利をマークした。17勝した10年は最多勝とリーグMVPの2冠。16勝した11年オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使してオリオールズへ移籍したが、左肘の故障で2年間、メジャー昇格はなかった。13年オフにカブスへ移籍し、14年7月にメジャーデビュー。今季はキャンプ中に左大腿を故障し、6月下旬には左肩三角筋炎症で再び故障者リスト入り。8試合の登板にとどまり、1勝1敗、防御率3・62だった。大リーグでの通算成績は21試合登板で5勝5敗、防御率3・36。
ソフトバンクは14日、ジェイソン・スタンリッジ投手(37)とブライアン・ウルフ投手(34)の退団を発表した。
 スタンリッジは今季2年連続の2ケタ勝利となる10勝を挙げ、第5戦に先発した日本シリーズでも勝利を挙げたが、来季の構想から外れた。

 ウルフは右肘手術のリハビリを終え、9月に1軍復帰を果たした。しかし2度の登板で復活した姿を見せることなく、防御率11・00で未勝利に終わった。
いつも、左投手が・・・なんて言われますが、ホークスは今年先発も中継ぎもほぼいない状態で優勝しました

特にセットアッパー・クローザーは左右のバッターに限らず抑えますからね

なので左だから欲しいというわけではないですが、和田は将来の幹部候補なのは間違いないでしょうね

ウルフは怪我の影響もあるでしょうが、結局同じテンポで投げて打たれだすと止まらないですからね

スタンリッジは安定感が無くなってきましたし、年齢の部分もあるでしょうし仕方ないですが

日本での実績は十分ですし、先発投手が足りないところから声がかかるかもしれませんね