プロ野球のオーナーと言われ、一番に頭に浮かぶのが巨人の渡辺元オーナーだと思います
野球ファン暦のもっと長い人・短い人は違う人を思い浮かべるかもしれませんが・・・
良くも悪くも目立ったナベツネですが、その他のオーナーはどうでしょう!?
野球ファン暦およそ20年の自分は、他球団のオーナーを全員知っているわけではありません
ただ、オーナーというのは親会社の人間ですが、その会社での仕事っぷりを見る事は出来ません
その為、新聞報道での発言からしか、その人の考えなり性格なりを知る事が出来ません
またプロ野球の球団を持つ会社も、今まで特に大きな事業などを新たに展開する事もなかったので
会社としてのスタンスも分からなかったです
それをよく言えば、すでに完成された会社で安定してるという事だと思います
しかしホークスの親会社になったソフトバンクは色々な事業に参入したり、アメリカの会社を買収したりと
良し悪しは別として、色々な事に取り組んでいるのが目に見えています
さらにトップセールとして孫オーナーがマスコミの前に出る事も多々あります
そんな状況を見て、このオーナーは良いと思った物は取り入れ、どんどん前に進んでいく人なんだと思いました
それは事業だけに限らず、ホークスという球団の事でも同じで、ドームを買い戻して改修をしたり
2軍の施設を移転したり、大補強をしたりと同じスタンスです
なので、去年オフにはバレンティンを、今年のオフにはメヒアを獲れないのか!?と聞いたという記事を見ても
個人的には何ら驚きませんでしたし、むしろ、やっぱりそういう人なんだと思いました
単純に、良いものは良い!だからうちに欲しいという考えなんだと思います
一般企業に置き換えればヘッドハンティングって事ですね
これが日本人の感覚にそぐわないのは重々承知してますが、どうしようもないですね(汗)
ただ孫オーナーを見て、プロ野球の親会社・オーナーも一般企業と何も変わらないんだと思いました
例えば業界2位の会社でも、2位をキープしようとする会社もあれば、1位を狙おうとする会社もあると思います
当然各企業の体力にも差がありますから、そのアプローチも違うと思います
なので、お金を使って上を目指す球団もあれば、お金を持ってるのに使わない球団もあります
決まった上限の中でやりくりする球団もあれば、なるべく支出を減らそうとする球団もあります
これらは何もプロ野球の親会社に限らず、どのジャンルでも同じ事です
そう思うと、各球団の補強への姿勢なども自分の中では納得がいくんですよね
もちろんプロ野球の球団を持つという事は特別な事で、普通とは違うという事も分かっています
それでも根底にあるのは自分たちが接している社会と同じなんだなと感じました
今からすれば、当たり前の事をこのタイミングで分かったのか!?と自分でも思いますが
それだけ日本の企業というのは保守的なのかもしれませんね