2月14日(木)、第4クールに突入した宮崎春季キャンプ。この日から紅白戦がスタート。いよいよ本格的な実戦モードへと突入しました。“開幕投手”は注目のこの2人。紅組が武田翔太投手、白組が東浜巨投手。「ドラ1」右腕同士が投げ合いました。

まずマウンドに上がったのは東浜投手。大きな拍手に送られ、マウンドの前で帽子を取って一礼してから投球練習に入りました。落ち着いた表情に見えましたが、「久しぶりに緊張しました」と試合後は苦笑い。先頭の本多雄一選手にはいきなり3ボール先行。2番今宮健太選手には四球と乱調の予感もありましたが、それでもアマで数々の実績を積み重ねた右腕はしっかりと踏みとどまり、2回を1安打2奪三振2四球無失点で抑えきりました。

一方の武田翔太投手は貫録あふれるピッチング。最速145キロを記録したストレートは切れ味バツグンで、変化球もしっかりコントロールされていました。2回1安打1奪三振無四球無失点。「前回のシート打撃では、まるで早送りしているかのように投げ急いでいた。今日は落ち着いて投げることをテーマにして投げました。ちょっと光が見えたかなと思います」といつものスマイルを浮かべました。

試合は投手陣の好投が目立ち、ルーキーの山中浩史投手が2回無安打無失点。育成選手の有馬翔投手も2回を無失点とアピール。ピンチの場面では内川聖一選手を遊ゴロ併殺打に仕留めました。結果は2対1で紅組が勝利しました。

また、この日をもって、WBC日本代表候補の攝津正投手、大隣憲司投手、森福允彦投手、内川選手、松田宣浩選手、本多選手が宮崎キャンプを打ち上げて、侍ジャパンへと合流していきました。
戦評
紅組が逆転勝利。1点を追う4回に江川智晃選手と李杜軒選手の連続タイムリーで2点を奪った。白組の得点は松田宣浩選手のタイムリー。注目の東浜巨投手(白組)と武田翔太投手(紅組)の両先発はともに2回無失点。打線では山崎勝己選手(紅組)と金子圭輔選手(白組)がそれぞれ2打数2安打と活躍した。


紅白戦が始まると、いよいよって感じですね
 
今日は武田と東浜の先発でしたが、東浜は緊張もあってか制球に苦しんでましたね
 
この時期は投手陣の調整の方が早いですが、去年から評価がうなぎのぼりの有馬も結果を出しましたし
 
山中も持ち味を出して無安打ピッチングですし、楽しみな新戦力ですね
 
2番手の岩嵜・二保が失点をしましたが、味方に足を引っ張られた感じもありましたね
 
それでもヒットを打たれてることには変わらないので、何とか修正してもらいたいですね
 
後はWBC組のところに入る選手のアピールを期待したいですね