ドラフト指名選手最後は山中浩史(ひろふみ)、体重175cm 体重80kg 右投右打 熊本県天草市出身
 
小学生時代にソフトボールを始め中学時代は軟式野球部に所属

そこから必由館高校に進学し3年時に夏に甲子園出場するも、背番号1を任されたが脇腹を痛め
 
県大会での登板は1試合5イニング止まり、甲子園では2番手で起用され、2回を2奪三振無失点に抑えるが
 
8強に進出した光星学院に3対6で敗れ初戦敗退、その後九州東海大に進学
 
3年時に主戦として春秋連覇を達成、その春の大学選手権では5失点しながら岸孝之に投げ勝っています

秋は惜しくも代表決定戦準決勝で敗退、 粘り強い投球で試合を作り1失点の完投でしたが
 
古川秀一の前にチームが5安打完封され敗退となります

大学卒業後にHonda熊本入社、1年目春から公式戦に出場
 
スポニチ大会初戦で2失点の完投勝利をあげ、秋からは主に抑えを任され日本選手権を経験
 
2年目都市対抗では2次予選で12回1/3に登板し、14奪三振1失点の好成績をマーク
 
本戦でも3試合8回1/3を9奪三振無失点と結果を残すと、9月には日本代表に初選出され
 
IBAFワールドカップに参加すると、10位と惨敗に終わったチームの中で
 
4試合7回2/3を3安打16奪三振1失点と安定した成績を残し注目が集まります

それでも先発での活躍を目指し残留を選択すると 日本代表でアジア大会銅メダルを獲得
 
4年目は主に先発で3勝を挙げ、第1代表での本戦進出を達成
 
本戦では先発としての都市対抗初勝利を記録
 
山本の大きな特徴はサブマリンということですね
 
最速130キロ、常時120キロ中盤のスピードながらソフトボールのライズボールのような軌道で
 
球速以上の伸びがあり空振りを奪い、三振を取れるところが凄いと思います
 
変化球はスライダーとシンカーを持っていますが、どちらかというとストレートで打ち取るタイプです
 
なによりコントロールが良く甘い球が少ないのも大きいですね
 
変化球への信頼性を考えると、先発より中継ぎでの起用の方が結果を残すかもしれませんね
 
27歳のオールドルーキーのサブマリン、楽しみな存在ですね