続いては笠原大芽、身長185cm 体重75kg 左投右打 福岡県福岡市出身
父親・兄の影響で小学3年から野球を始め、香椎二中時代は福岡ニュースターボーイズに所属
3年夏にジャイアンツカップ、11月には日本代表としてAAアジアチャレンジマッチに出場した
その後福岡工大城東に進学し1年夏からベンチ入りし、主戦となった2年春から三振を量産し
県大会優勝・九州大会4強と結果を残し注目を集めるようになります
2年秋、86回で110奪三振と力を見せつけ県大会準優勝での九州大会8強進出
2年秋、86回で110奪三振と力を見せつけ県大会準優勝での九州大会8強進出
福岡南部大会では3試合連続の完封勝利、森雄大と投げ合った試合ではライバル相手に
被安打4、17奪三振と圧倒的な力の差をみせつけます
州大会でも18回で21奪三振4失点と好投しながら、1球の失投で接戦を落とし8強止まり
内容は悪くないながらも大事な場面での痛打での敗戦と同じ失敗を繰り返します
3年夏は県大会2回戦敗退に終わり、父・兄も果たせなかった甲子園出場はならず・・・
上にも書きましたが、左投げながら右打席に立つ笠原ですが、字も蹴るのも左ですが
箸だけは右・・・ただ、これは保育園の先生に矯正されて右になったようです
それでも今は器用に左右どちらでも箸を使えることが出来るようになっています
小さい頃から父親の教育を受け、キャッチボールからフォームの指摘を受けていたことで
今のフォームがあると笠原は感謝しているみたいです
笠原のストレートは最速145キロとそれほど速いわけでもありません
しかし最大の特徴はムチのようにしなる左腕から放たれノビがあることです
ここにスピードの違うカーブの2種類で今まで結果を残してきました
そこから研究をされるとスライダーにSFFと球種を増やしますが、基本はストレートとカーブです
不安定だった制球は下半身強化でバランスが良くなり多少は改善されましたが、課題ではあります
当初はドラフト1位候補なんて言われていましたが3年で結果が出ず評価を落とした形ですね
ただここ数年の福岡はレベルが高く、その中でライバルと切磋琢磨してきたのは大きいと思います
未完の大器的な感じなのですぐにとはいかないでしょうが、兄の兄弟対決はぜひ見たいですね