2人目の伊藤は、身長175cm 体重70kg 左投左打 宮城県仙台市出身
小学3年から投手として野球を始め、中学生では七ケ浜シニアに所属
聖和学園高校に進学し、1年秋からベンチ入りし、2年の秋から主戦投手となります
その年、県大会3位で創部4年目にして東北大会初出場を達成するも、甲子園出場はならず・・・
3年夏には仙台二高との延長15回再試合に0対3で敗れ県大会準々決勝敗退
この引き分け試合で218球4失点完投、翌日も救援で7イニング無失点の力投を披露
それでも後を投げたピッチャーが打たれチームは敗戦となりました
東北学院大進学後1年春からリーグ戦に出場し、東北工大戦で歴代5位タイの16奪三振を記録
4安打完封で初先発初勝利を飾ります
2年時は先発2番手を任され、3勝を挙げた秋に最優秀新人賞を受賞
3年秋に自己最多4勝マークし、宮教大での歴代2位タイの18奪三振など60回で77奪三振を記録
リーグ通算35試合、16勝9敗、202回2/3、254奪三振、防御率1.87
ゆったりとしたオーバースローから投げるストレートは手元で伸びスピード以上の体感がありそうです
ここに縦・横のスライダーとカーブを中心に相手バッターを打ち取ります
高い奪三振率ですが、202回2/3で84四死球とコントロールには不安を残します
身体能力が高いとの評判でバッティングも良いみたいですが、大学時代にそんなに指導を受けてないという
情報もあり、またそんな中怪我をしているのでプロの練習についていけるか疑問があるようです
逆に言えばまだまだ伸びる可能性もあるという事ですが、大学時代はライバル東北福祉大に負け続けた為
神宮大会出場は1度、さらに高校時代も東北大会に1度と、大きな大会への出場が圧倒的に少なく
力はあるものの、その経験の無さを不安視する声もあります
プロに入り壁にぶち当たった時にどうなるかで将来を左右する可能性が高いかもしれませんね