ドラフト指名選手・育成選手の入団発表が行われたので、1人ずつ紹介していこうと思います
まずは東浜ですが、身長181cm 体重73kg 右投右打 沖縄県与那城町(現:うるま市)出身
小学校2年から野球を始め、3年生から投手を務めます
中学時代は軟式野球部に所属し、3年夏に主戦として県大会優勝、九州大会3位の成績を残す
進学校で文武両道の沖縄商学に進学し1年夏からベンチ入りすると、秋からは主戦投手となる
2年の夏には準決勝まで駒を進めるも、試合中に熱中症により降板しチームも敗退
それでも東浜はこの試合後にエースとしての責任を自覚し体調管理に気をつけるようになります
そして秋に県大会優勝・九州大会準優勝の好成績をあげ、念願の甲子園出場を掴み取り
自身が全5試合に出場し防御率0.66の好成績を残し、沖縄県勢9年ぶりの優勝旗を持ち帰ります
春夏連覇のかかる夏の大会の決勝当日渋滞の影響で球場入りが遅れ、その影響で初回に5点を失い敗戦
ドラフト1位確実と言われながらも戦国東都・亜細亜大学への進学を決めます
亜細亜では1年春から主戦としてリーグ戦に出場し、4勝(4完投3完封)防御率0.82(1位)の好成績で
新人賞・ベストナインに輝き、34年ぶり1年生初登板初完封勝利を記録すると
続く国学院大戦で連続完封勝利を収め、史上初のデビュー以来3戦連続完封を記録
33イニング目に失点し記録は途切れたが、立正大を1失点に抑え4連続完投勝利と素晴らしい内容を残します
3年には怪我の影響もあってやや低調な成績に終わりますが、通算成績は62試合で35勝19敗
しかし35勝のうち22完封とすさまじいリーグ新記録を樹立すると、大場の持つ奪三振記録も塗り替えます
それでも本人は完封にも奪三振にもこだわりは無く、どんな形でも勝てるピッチングを目指しています
ピッチングスタイルは最速152キロ(常時140キロ)のストレートとツーシーム、カットにスライダー
スローカーブにチェンジアップと多彩な変化球の組み立てで相手を打ち取ります
さらには相手バッターを観察し、左足の上げ方でタイミングを外すという事もします
ずば抜けて凄い球は無いですが、総合力で勝負するピッチャーです
立ち上がりに課題を残すものの試合中での修正能力も高く、完投能力も高いです
後は細身の体を大きくして、軽い球質を改善出来るかだと思います