今季のプロ野球で最も活躍した先発完投型の本格派投手に贈られる沢村賞の選考委員会が29日、東京都内で開かれ、ソフトバンクの摂津正(30)が初めて選ばれた。パ・リーグからは昨年の田中将大(楽天)に続く選出で、ソフトバンク勢では2006年の斉藤和巳以来6年ぶり。
 摂津は選考基準の7項目(15勝、150奪三振、10完投、防御率2.50、200投球回、25登板、勝率6割)のうち、完投(3)と投球回(193回3分の1)を除く5項目をクリア。特に、両リーグトップの17勝(5敗)と勝率7割7分3厘が評価された。
 5人の委員(土橋正幸、堀内恒夫、平松政次、村田兆治、北別府学の各氏)の中からは、両リーグトップとなる防御率1.53をマークした前田健太(広島)の名前も挙がった。また7項目全てを満たした投手がいなかったため、該当者なしとする意見も出たが、最終的には村田氏以外の4委員が摂津を推した。
 土橋選考委員長は「来年は7項目の全てにおいて、抜群の成績を挙げた人が出てきてほしい」と語った。 
沢村賞の選考基準ってあいまいですから、該当者なしっていう可能性も十分あったでしょうね
 
後はどの項目を重視するかって事ですが、個人的には完投数って大事だと思うんですけどね・・・
 
それでも5項目は越えてるので、もらっても問題は無い数字ですね
 
来年はさらなる高みを目指して頑張って欲しいですね