第5クール最終日の2月21日(火)は4度目となる紅白戦が行われました。

この日は両軍投手陣の好投が光りました。紅組は先発の岩崎翔投手が4回3安打無失点に抑えれば、2番手は育成枠の千賀滉大投手が2回2安打無失点、3番手の吉川輝昭投手は1回1安打無失点といずれも結果を残しました。

ただいま売り出し中の千賀投手は前回に続く無失点ピッチング。しかし、本人は「力んでいました。今は結果だけで満足する時期じゃないので、内容が伴っていかないと…。次への課題です」と渋い顔。それでも最速148キロの直球はキレ味抜群でペーニャ選手を詰まったセカンドゴロに打ち取るなど評価はまた上昇しました。

白組は先発のカストロ投手が2回完全投球と快投すると、大隣憲司投手、バリオス投手も2回パーフェクト。陽耀勲投手は走者を許すも1回無失点に抑えました。

カストロ投手は実戦初登板。いきなり150キロ台を連発し、最速は152キロをマーク。「寒いのは苦手(笑)。暖かくなればもっとスピードが出ると思うよ」と頼もしい言葉。また、2イニング目は変化球中心の配球で打ち取るなど幅のある投球パターンもアピールしました。

打撃陣では前日にA組合流した長谷川勇也選手と、この日から合流した明石健志選手がともに3打数2安打1盗塁の活躍。長谷川選手は「バッティングに関しては(ここに至るまで)結構打ち込んでいたので、振る力と体の力は備わっている。ただ、維持するのではなく、精度を上げていきたい」と意欲的に話しました。

また、B組は初の対外試合を行い社会人の富士重工に4対1で勝利しました。テスト生のパニアグア投手が148キロ、メサ投手が151キロをマークして契約へアピール。その後登板した近田怜王投手と有馬翔投手はともに2回無失点と好投しました。野手陣では「6番レフト」で出場した釜元豪選手が3打数2安打、「9番サード」で出場した新崎慎弥選手が4打数3安打とルーキー2選手がバットで光るものを見せました。

22日(水)はキャンプ休日となります。

紅白戦(アイビースタジアム) ※特別ルール

試合結果
紅組00000000
白組00000000
投手リレー
(紅組)
岩崎、千賀、吉川
(白組)
カストロ、大隣、バリオス、陽
本塁打
なし
スタメン
(紅組)
4本多 8城所 7内川 D松中 9柳田 D中村 2山崎 6今宮 2高谷 3李杜軒 5塚田

(白組)
8長谷川 9福田 5松田 7ペーニャ 9多村 6明石 2細川 4金子 2堂上 D仲澤


今日から長谷川と明石がA組の紅白戦に出場です
 
そしてその2人がいきなり結果を出し、いよいよショートと外野・DHのポジション争いが激化しそうです
 
投手陣は小久保の檄が効いたのか全員がほぼパーフェクトピッチでした
 
高いレベルでのローテー争いになればチームの士気も高いでしょうし期待したいですね
 
ただ檄を飛ばしたキャプテンは2日続けて早退ということです
 
まぁ、今は無理する時期でもないですし動けるようになってからでも十分でしょうね
 
明日は休みですが、23日いよいよ帆足が紅白戦に登板です