過去記事は「阪神大震災を忘れない為に」からどうぞ
東日本大震災が起きてから初めての1月17日を迎えました
今年は東北の被災地の方を迎え追悼式典を行ったり、東北の被災地でも黙祷がささげられたりしました
神戸の街を見て、東北の人たちは希望を持って少しずつでも前に進んでもらいたいと思います
しかしそんな神戸でも問題はあります
復興住宅では人の入れ替えなどもあり高齢化に歯止めがかかった状態ですが
それでも高齢者の1人暮らしは増加傾向にあります
さらに復興住宅も自治体が借りているもので返却期限も迫っています
こういった数々の問題点は数年・10数年先に東北の被災地が抱える問題だと思います
なんとか良い道しるべを作ってもらいたいと思います
毎年年末から今日までかけて阪神大震災関連の記事などを読み、書く内容を考えています
今年に限ってはそういう記事の露出が圧倒的に少なかったですね
東日本大震災が起こったから仕方ないと言えばそれまでですが
新しい事があったから古い事は忘れていいなんて理由にならないと思います
風化をさせてはならないと言いながらも神戸の4割の人は震災を経験していません
東北の津波被害でも石碑の言葉(これより下に家を建てるな)に関係なく同じ事を繰り返しました
人は忘れる生き物ですから、いつか忘れ去られる時が来るかもしれません
これからは今まで以上に後世への伝え方、報道の仕方を考えないといけないでしょうね
地震があった事を忘れないようにするのか、災害時の対応・危機管理の件なのか
それとも復興への道のりの頑張りなのか、人と人との絆なのか、色々あると思います
同じ過ちを繰り返さない事が、亡くなった方への供養にもなると思います