しばらく間があいていましたが今回は白根尚貴です  身長186cm 体重98㎏ 右投右打 島根県松江市出身
 
小学3年から野球を始め、中学では投手と内野手でプレーしていました
 
開星高校では1年春から公式戦に出場し、準決勝・決勝は先発を任されます
 
秋の大会はエースとして10試合で9完投、77.1イニングで90奪三振を奪い、最速147キロを記録
 
準決勝では10安打7四死球と苦しみながらも3失点で完投するなど粘りのピッチングも・・・
 
2年のセンバツでは21世紀枠の向陽に1-2で破れ初戦敗退、その後監督の暴言が問題に・・・
 
夏は36イニングで46奪三振1失点の抜群の成績を残し県大会制覇で甲子園出場を決める
 
予選の初戦で江津工相手に7回参考記録ながらノーヒットノーランを達成
 
甲子園では仙台育英に相手に9安打9四死球と毎回ピンチながら3失点にまとめ2点リードで9回を迎えたが
 
2死満塁から味方の失策で逆転を許し5-6で敗れ再び初戦で姿を消す事になります 
 
それでも3番打者としては右中間への二塁打2本に加え 外寄り直球を左中間スタンドへ打ち込む
 
特大勝ち越し2ランと3安打3打点の活躍を見せます
 
そして3年夏、再び甲子園に戻ってくると初戦を9回被安打3の完封勝利を収め悲願の甲子園1勝を達成
 
しかし2回戦の日大三高打線につかまり4回2/3で5失点と打ち込まれます
 
それでも打者として吉永の魔球シュートを狙い打ちするなど4安打と意地を見せます
 
投手としては最速149キロ、2種類のスライダーにフォークにシュートを投げ分けます
 
あの大きな体とは裏腹に繊細な部分もあり甲子園では変化球ストライク率が1位でした
 
ストレートより変化球の方が操れているようです
 
バッティングでも見せたように決して力任せでやってきたタイプではありません
 
打てないと思ったらバットを短く持つ事もしますし、へんなプライドが無いのも良いですね
 
個人的に驚いたのが、本人が言っているのですが、他の人が思っているよりご飯を食べないということです
 
今でもご飯は茶碗1杯、それでも母親がたくさんのおかずを作ってくれるそうです
 
一時はプロテインを飲んで体作りに失敗したり、若気の至りもあったり、ブルペンや練習試合ではひどかったり
 
まだまだ未熟な部分もありますが、バッターとしては右方向の距離で勝負したいといっています
 
ホークスがどういうバッターに育てるのか、ポジションをどうするのか、色々課題はありますが
 
大きな可能性をもった選手だと思うので楽しみにしたいですね
 
ちなみに山陰のジャイアンと呼ばれていますが、あれはマスコミが勝手につけたものです
 
本人も会見で言っていましたが、あだ名はマルです
 
ドミンゴ・マルティネスから来たようですが、マルティネスよりかなり動けると思います(笑)