契約更改交渉が難航している西武の涌井秀章投手(24)が12日、年俸調停を申請した。代理人の大友良浩弁護士が東京・内幸町の日本野球機構(NPB)事務局を訪れ、申請書を提出した。加藤コミッショナーが申請を受理すれば、参稼報酬調停委員会が開かれ、受理した日から30日以内に結論が出る。
涌井は昨季チーム最多の14勝(8敗)を挙げ、5年連続2ケタ勝利。過去4度交渉したが、現状維持の年俸2億円を提示する球団と涌井の対立が続いていた。同弁護士は争点について「(今季の)成績への評価です。交渉では実績も加味しているということだったが、それを加味しても現状維持はないのではないか」と話している。
年俸調停の申請は、ソフトバンク・柴原洋外野手(36)に次いで今オフ2件目。過去には6人が調停している。08年の西武のG・G・佐藤のように、調停を申請したが、話し合う余地があるとして受理されなかったケースもある。
西武・涌井秀章投手「調停は球団と僕の考えや、1年間チームのために頑張った僕の思いを、第三者の方に聞いていただく立派なシステム。球団とより良い話し合いができればいいと思う」
西武・前田康介球団本部長「(球団と涌井の)双方が提示した金額に隔たりがあり、合意に達しなかった。申請が受理された際には、調停の中で球団の査定方法などについて理解を求めたい」
こちらも調停へ申請となりましたが、契約交渉を続けても平行線だったと思いますし、良かったのでは!?
個人的には最低現状維持、最高5000万アップぐらいの評価だと思います
査定は数字だけじゃないと思いますが、14勝8敗でダウンというのはどう考えても違和感があります
球団毎に査定方法も変わるでしょうが、同じように複数年結果を残している他球団のエースと比べても
見劣りする成績ではないですし、やっぱり涌井の肩を持ちたくなりますね
こちらは柴原のと違って4度契約交渉をしていますし、受理される可能性が高いと思います