勘の良い人ならすぐにわかると思いますが、プロ野球で12月と言えば・・・そう、契約更改ですね
 
今年に限った話ではないのですが、今年はちょっとイラっとする人がいまして・・・
 
決着つくまで書かないでおこうかと思いましたが、無理でした(汗)
 
初めに断っておきますが、あくまでマスコミを通して得られる情報からの意見です
 
今年のホークスでは、甲藤がビックリして保留、攝津が3年結果を残して本物と1億を辞退しました
 
こんな記事はごく稀な話なんですよね・・・
 
よく言葉として目に、耳にするのが「プロ野球選手として夢を与えないと・・・」というものですが
 
夢を与えるって、大金を稼ぐって事ですかね!?プロである以上は評価も大事なのはわかりますが
 
シーズンで夢の4割を打ったり、160キロを出したりして、○○選手のようになりたいと思わせる事とか
 
プレーによって、野球をしてる子供達に希望を与える事だと思うんですけどね・・・
 
現にドラフトで指名された選手は「○○選手が目標」とか、「○○選手のように・・・」といいます
 
その選手がオフの契約更改で銭ゲバのように揉めてたら、尊敬の念も薄れますよね・・・
 
結果を出して、人気もある選手ですから、球団も「これ以上は出せません。嫌なら出て行って結構」とは
 
なかなか言えないですから、余計に泥沼にはまる事もありますよね
 
野球選手は個人事業主ですし、将来どころか2・3年後も保証されていない仕事ですから
 
ある程度理解はしているつもりですが・・・
 
前置きはこれぐらいにして、杉内ですよね(爆)
 
個人的には十分な評価だと思っています
 
チームの主力ですし、物言える立場になったので色々言うのは問題ないと思います
 
特に今回は査定方法が変わってますし、おかしい部分は言わないとそのまま話が進みますからね
 
ただ、本人の口から出てくるのは、自分の評価に対してなんですよね・・・
 
杉内は5000万アップを不服とし、さらに和田が1億2000万もあがった事も不満があるようで・・・
 
確かにほぼ同じような数字を残したので、7000万の差額はなんだ?となりますが
 
まずMVPに最多勝、ベストナインのタイトル料が含まれてますよね
 
さらに言えば、和田はこれだけ上がっても3億3000万で、杉内は3億5000万となります
 
こうして見れば、MVPにもなった和田より杉内の方が上だと評価してる事になると思いませんか!?
 
どの部分で評価をとらえるかという事になりますが、年棒額で見るのが上の例です
 
逆に杉内は、同じぐらい活躍してるのに昇給額が少ないという事で、そこが評価ととらえてますよね!?
 
杉内の考えから極端な例を出すと、年棒2000万の選手が10勝して5000万あがったから
 
年棒3億の俺も10勝したから5000万あげろって事になると思います
 
でも、年棒3億もらってる時点でこれまでそれなりの成績を残し、年棒もあがってるわけですよね
 
という事は3億の選手からすれば、10勝だと「10勝どまり」という評価だと思います
 
これを和田と杉内に当てはめると2億の15勝と3億の15勝は価値が違うって事だと思います
 
杉内に求められてるものと、若手に求められてるものは違うってことだと思います
 
ただ和田も契約更改で聞いたように、来年同じ成績ならダウンになるというのは厳しすぎると思います
 
さらに言えば、今年は先発陣が不甲斐なく和田と杉内にかかる負担もかなり大きかったと思いますし
 
数字に表れない部分の評価もしないといけないと思います
 
今回の契約更改でボイスレコーダーを使われて、尋問のようだと言っていましたが
 
これが杉内だけなら問題ですが、西武の中島のようにメジャー移籍容認を言った・言わない
 
といような事も起こってますし、まして密室での会談ですから
 
証拠として残しておくのは両者にとって悪いことではないと思うんですけど、どういった意図だったのか・・・
 
ただ、今日の記事では「次は僕もボイスレコーダー持っていこうかな」という辺りに杉内のレベルが出てますよね
 
球団側にも無礼があったと思いますが、そこを大人の態度で乗りきるぐらいの度量が欲しいものです