続いて育成枠の選手を紹介していきます
まずは安田から・・・身長176cm 体重75㎏ 左投左打 宮崎県延岡市出身 23歳
高校時代は外野手兼投手で、主将も努めています
別府大に進学すると、2年秋から3季連続ベストナインに選ばれ、優勝した2年の秋には
MVP・首位打者・ベストナインの3冠に輝き、全国的には無名ながらも日ハムのドラフト指名候補に残ります
しかし、結果的には指名されず独立リーグ四国九州ILの高知に入団します
1年目の今年レギュラーに定着し、リードオフマンとして68試合に出場し打率.308、46盗塁の結果を残します
数字にもあるように、売りは足ですが、肩も強く俊足を生かし守備範囲も広いです
ただ、守備範囲は広いものの球際の弱さもあります
足自体は塁間4秒を切ることもあり、野球の走塁としての速さはあるものの
盗塁の技術・判断はまだまだで、物足りなさを感じますが、ホークスには良いお手本がいますからね
バッティングも技術がしっかりしていて、バットに当てる上手さもあるのですが
選球眼も良いわけではなく、積極的にバットを振るでもなく、見逃し三振もあり、1番としては微妙です
ピッチャーが投げてから始動するバッティングは独立リーグレベルなら何とかなりますが
プロのレベルだと苦手にしていないインコースも差し込まれる可能性が高いですね
流し打ちも上手いというレベルではないですが、ミートの上手さがあるので形になっています
ただ、当てる打球で力が伝わっていない打球が多いですし、インコースも引っ張れない状態です
安田は川﨑を目標にし、背番号も同じ52番でしたが、バッティングも良くない時の川﨑です(爆)
状態の良い時は長谷川を越えて、青木のような感じになるのですが、まだそのレベルを維持できていません
全体的に良いものはもっているのですが、まだ発展途上というところで、まさに育成枠といった感じですが
年齢的には即戦力クラスなので、どこまで本人・球団が我慢して育てる事が出来るかがカギだと思います
高いレベルで揉まれることで、さらに伸びる事を期待したいですね