3巡目の南は、身長196cm 体重85kg 右投右打 アメリカ出身 18歳
 
アメリカ人の父親を持ち、3歳の時に日本に来て、小1から野球を始める
 
小さい時からプロ志向が強く、中学も名門武蔵府中を選び、高校も浦和学院へ・・・
 
シニア時代に3年で関東大会を優勝、全国ベスト8入りに貢献
 
高校時代は1年秋からベンチ入りも、初登板は2年の夏で、3年で関東大会優勝も
 
夏の県大会も準決勝敗退で甲子園の出場はなし
 
浦和学院の森監督も高校3年では育てきれないというほど未完の大器で、将来性の高い投手
 
基本的な練習も2年から取り掛かるほどですが、現在は決して素質だけで投げている状態ではありません
 
持ち味は何と言っても196cmから投げ下ろす質の重いストレート
 
さらにカット・スライダー・チェンジアップ・カーブも投げ、意外と器用なところもあります
 
上手く育てればダルビッシュのようになる可能性を秘めた原石をホークスがどう育てるか・・・
 
親は大学進学を希望するも、本人の強い意向でプロ志望届けを出したほどですし
 
ピンチでも動じず、肝も据わっていて、強い気持ちは持っています
 
長身ながらクイックも速く、器用なところもありますが、全体的に課題は多いのも事実です
 
まずはフォームが安定せず、細かいコントロールが無い為、ストライクを投げることに神経を使っているので
 
投球術という面もまだまだで、自分自身が自分の体を上手く使えていなく、安定したパフォーマンスが出来ず・・・
 
下半身の弱さからか、重心も高く球が高目にいく事が多いですが、高校レベルでは打ち取れます
 
ただ、体重が乗り切っていない印象を受け、立ち投げのように見えます
 
体幹・下半身を鍛え、さらには精神面での成長も必要だと思われますが
 
自分のもっている能力を上手く出し切る事が出来れば、ファルケンボーグのような投手になる可能性も・・・