松葉づえ姿の明石が全快後の巻き返しを誓った。今秋の宮崎キャンプ中の練習試合で痛めた左足甲部分の関節固定手術を受けたばかり。「一日でも早く治したい。3―4カ月で復帰したい」と契約更改交渉後の会見で意気込んだ。昨季より出場9試合減ながら、球団側の期待が込められ、現状維持の年俸1200万円でサイン。「悔しい。期待以下の働きしかしていない」と来季に向けて燃えていた。
ウエスタン・リーグで首位打者と打点王の2冠を獲得した小斉が、打力に磨きをかけて1軍定着を狙う。100万円ダウンの年俸1000万円でサイン。「ファームだけど成績は残せた。1軍でもやれる気持ちはある」と手応え。「飛距離アップを視野に入れている」とさらなる打力向上に力を注ぐ考えで、「松中さんについていきたい」と来年1月のグアム自主トレで鍛え抜く予定だ。
今季途中に横浜からトレードで加入した吉川が、来季の目標に先発ローテ入りを掲げた。7試合の登板にとどまり、「満足も納得もできる年ではなかった」と反省し、50万円増の年俸1000万円で更改。来季に向けては「右の先発が手薄。狙わない手はない」と意気込んだ。オフは「地元九州に帰ってきたし、施設も整っている」と初めて母校・日本文理大で自主トレを行う。「ケガしたらやめるぐらいの覚悟で体を鍛えたい」と力強く宣言していた。
チーム一のムードメーカー森本は粘って“声出し査定”を勝ち取った。今季終盤に左太もも裏の肉離れで戦列離脱。昨季より出場数は24試合減など大幅ダウンの可能性もあったが、「交渉の中で数字に表れない点を評価してもらいダウン幅を縮めた。声出しや(球団誌の)月刊ホークスの連載などアピールして『もう一声!』と粘りました」と笑み。得意の話術を生かして100万円減にとどめ、年俸2500万円で契約を更改した。
藤岡が先発への未練をのぞかせた。今季は開幕ローテ入りして1勝を挙げたものの、途中からリリーフへ。「先発としてうまくいかず悔しかった。またやりたい気持ちもあるが、自分に適しているのか考えたい」と胸中は複雑そう。200万円減の2300万円で契約を更改し、「今年は働いていないので納得している。ケガをしない体をつくり、メンタル面も鍛えたい」と雪辱を誓った。
この当たりも増減がほぼ無い状態でした
 
ただ、契約更改は旧査定と新査定があるような事が書いていました
 
さらに今日は馬原が難しいと言ってましたね
 
今後は主力が契約更改に臨むので、保留が増える可能性もありますね