いよいよ土曜日に開幕を迎える2010年のプロ野球!!

今年のスローガン「ここに、世界一がある。」も発表になりました

このスローガン通り、世界一の一員であるという誇りを胸に

今年も質の高いプレーで、野球ファンを魅了して欲しいですね










では、去年の成績上位チームから書いていこうと思います

まずは日ハム・・・

ここ4年で3回のリーグ制覇と、戦国パリーグでも実力は抜けていると思います

リーグNO1の得点力を誇る打線は今年も健在です

1番・田中から森本、稲葉、高橋と続く上位は今年も問題なく

さらに糸井、小谷野、二岡、そして9番に金子が座る打線には切れ目がなく

スレッジの抜けた穴を感じさせません

HRは少ないものの、場面にあったバッティグに犠打・盗塁を絡め

その破壊力は他球団の脅威になりそうです

そこに中田がハマれば、恐いもの無し状態になる可能性もあります

得点力があるからこそ、ルーキー捕手の大野も使えたのは大きいと思います

鶴岡・大野に抑え捕手の中島、さらに非常事態には高橋もいます


一方の投手陣はというと、絶対的なエースダルビッシュも

去年終盤の怪我も物ともせず順調な仕上がりを見せています

さらに去年10勝の武田と続きますが、この後に続く先発候補は安定感に欠けます

藤井の抜けた穴を、八木を筆頭に糸数や多田野、さらには若手・ルーキー・外国人で

まかなっていくしかなく、不安要素はこの辺りだと思います

しかし中継ぎ陣も守護神転向も結果を残した武田を筆頭に

去年ブレイクした宮西・金森・菊池・宮本に林・建山・江尻と揃っています


攻略はやはり先発陣だと思います

ダルビッシュにしても早いカウントでは被打率も高いですし

追い込まれる前に失投を逃さず打つ事でしょうね

切れ目の無い打線ですが、その勢いを止めるには1・2番を塁に出さない事でしょうね

特に森本を出すとチームにも勢いが出るので、最重要ポイントだと思います









続いて昨年2位に躍進の楽天・・・

野村前監督の撒いた種がようやく芽を出し、球団初のAクラス入りとなりました

去年のチーム得点はリーグ5位で、躍進を支えたのは投手陣だと思います

岩隈・田中に次いで永井がローテーを守り、大きな連敗をする事がありませんでした

しかし永井も1年結果を残したのみで、楽天も3番手以降に不安を抱えます

朝井・ラズナー・長谷部・井坂・藤原など先発経験者にルーキー戸村と数はいます

岩隈・田中が安定すれば他の投手にも好影響があるでしょうが

逆に歯止めが利かなくなる可能性もあります

中継ぎも去年開幕から苦しんだストッパーにモリーヨを獲得しました

ストレートが速いのは間違いないですが、制球難で自滅する可能性も・・・

しかし最悪の場合は福盛が抑えに回れるのは大きいと思います

その前には有銘・小山・青山・川岸といますが、どの投手も波があります

故障明けの川岸が復調すれば福盛・モリーヨと3人で方程式を確立するかもしれません

後はこの投手陣を嶋・藤井・中谷のリードで活かせるかだと思います


打線は高須・鉄平・山崎・草野・リンデンと中軸はしっかりしています

1番が固定され、ある程度の出塁率があれば、得点力も上がりそうです

途中加入のフィリップスもそれなりの数字を残し、パリーグに慣れればさらなる活躍も・・・

小坂・中村紀・中村真・聖澤などの駒をブラウンが上手く使えるかも注目です


攻略法は3本柱以外で星を落とさないかでしょうね

と言っても、良い投手でも穴はあります

ダルビッシュでも言ったように、岩隈・田中・永井も早いカウントでは打たれています

追い込まれてからだとしっかり抑えるので、こちらも狙いを絞り打ちに行く事だと思います

中継ぎ陣も磐石ではなく、左投手に打たれているというデータがあります

積極的に代打を使うのも手だと思います

打線は野村前監督の教えからか、配球を読んでのバッティングになっているみたいで

単調な攻めで、ストライクを簡単に取りに行くとアッサリ打たれると思います

緩急を意識し、幅の広いリードが必要になってくると思います