初もの外国人に警報発令-。福岡ソフトバンクの007部隊が9日、開幕カードで対戦する日本ハムの新外国人ケッペル、カーライルの両右腕に対して警戒レベルを引き上げた。特にケッペルは開幕カードで対戦する可能性も高いだけに、入念にマーク中だ。日本ハムにはセットアッパー候補のウルフも加入。片やホークス打線は「初もの」に弱い。開幕でいきなりずっこけないためにも、ハムの新助っ人トリオを追い続け、徹底分析する。

 スタートでつまずくわけにはいかない。開幕カードの日本ハム3連戦。タカのスコアラー陣が「要警戒」と真っ先に名前を挙げたのは、新加入の助っ人右腕トリオだ。

 007部隊は2月下旬から札幌入りし、日本ハムを徹底分析中。特に警戒の度合いを強めているのがケッペルだ。196センチの長身で、最速153キロ。「コントロールがよく、手元で微妙に変化する」と厄介なタイプだ。9日は中5日で阪神戦に先発。7回を2失点に抑え、上々の仕上がりぶりを見せた。

 「相手のペースで投げさせると、ゴロを打たされる」。攻略のカギに挙げるのは足攻。「足の速い選手が出塁して、重圧をかけてペースを乱すのが効果的」。川崎や本多に加え、オープン戦で足技を見せている長谷川らに期待がかかる。

 2001、02年に阪神で31試合に投げたカーライルも「先発ローテに入ってくる」と判断。阪神では2年間で7勝12敗に終わったが、その後の6年間でメジャー11勝を挙げている。セットアッパー候補のウルフも190センチの長身から最速161キロを投げ込む。

 「初ものに弱い」のがホークス打線。2006年には西武のグラマン、08年にも同じく西武のキニーに初対決で抑え込まれた。日本ハムでは07年に、木下にプロ初完封のオマケ付きで敗れている。不名誉なレッテルはさっさとはがしたい。とくに日本ハムにはダルビッシュ、武田勝と難敵ばかり。さらに助っ人トリオにデカい顔をされると、7年ぶりリーグ制覇など絵に描いたもちと化す。新顔は早めにたたき、その後の対戦を優位に進めたい。 
新しい戦力をチェックするのは当然ですが、日ハムに限った事では無いと思います

対策も、出塁して足でペースを乱すなんて、誰でも考える事です

まぁ今の段階で言えない事もあるとは思いますが・・・

初物に弱いホークスですが、それ以上にカモにされてる投手が多い方が問題です

ダルビッシュや岩隈・涌井のような他球団でも打ててない投手ならまだしも

オリックスの近藤や楽天の永井など、ホークスだけが苦手にしてる投手がいます

1年だけなら仕方ないかもしれませんが、毎回同じようにやられていては

それこそスコアラーは何をしてるのか!?と疑問に思います

それともスコアラーのデータを選手が活かしきれてないのでしょうか・・・