若タカが福六・九六と火花-。福岡ソフトバンクが九州内の大学との交流戦開催を検討していることが11日、分かった。日本学生野球協会は日本学生野球憲章の検討委員会を設置し、改正案を練ってきた。この案が今月開催予定の評議委員会で承認されれば、4月にも施行され、プロ・アマの合同練習や試合ができるようになる。ホークスでは選手育成のためファームの試合増を目指しており、大学との対戦は歓迎材料。若手選手と、九州の「金の卵」たちとの競演が見られそうだ。 ■4月にも施行 若タカたちが、九州の「金の卵」とガチンコ勝負。そんな対決が今季中に実現するかもしれない。ホークスが視野に入れる大学との交流戦開催。小林至編成・育成部長は、日本学生野球憲章が4月に改正される見通しにあることを踏まえ、「改正されれば早々にやりたいと思っている。年内に実現できるよう着手したい」と明かした。 特別なイベントを除き、プロと学生の試合は同憲章で禁じられてきた。だが、日本学生野球協会は球界発展を主眼に、憲章改正の検討委員会を設置。プロ・アマ交流の規制を緩和する動きが進んでいる。ここまでの流れからすれば、今年中にも試合や合同練習が可能になりそうだ。 この流れに、ホークスも賛同する。福岡六大学や九州六大学、九州地区の大学との対戦で九州の球界が活性化すれば、地域密着を掲げるだけにメリットは大きい。同時に若手育成が課題となっている“お家事情”の解消にもつながる。 ■今宮VS榎下!? 7日に開いた「編成委員会」の会合で、選手育成のためには2軍の試合増が必要と確認したばかり。これまでもウエスタン・リーグ公式戦に加え、四国・九州アイランドリーグ(IL)や社会人チームとの試合を組んできた。これに大学との対戦も加われば、実戦の場はより増える。 大学の指導者たちも歓迎する。「プロと戦えれば、差を感じることで足りないところが分かる。こういう時代になってきたのは喜ばしい」と九共大の仲里清監督。九産大の大久保哲也監督は「プロを目指す選手にとって目標が明確になる」、福岡大の樋口修二監督も「部員の多くはプロを目指している。対戦できれば刺激になる」と効果に期待する。 昨秋のドラフトで6人が指名されるなど、強化が進む九州の大学球界。年内に対戦が実現すれば、ドラフト1位の今宮と今秋ドラ1候補の榎下の対決も見られるかもしれない。小林部長は「(プロには)一つ上のカテゴリーにいるというプライドがある。全力で応じることになる」と予告。ホークスのためにも、九州の球界のためにも、憲章改正に即応する。プロ・アマの垣根が無くなるのは良い事ですよね
大学との練習や試合が出来るようになれば、記事にあるように両方にとってプラスになると思います
ただ、あまり営業面を表に出すと締め付けがきつくなるかもしれませんね・・・
後、こういう風に交流が増える事で球団とのつながりが出来る事もありますので
ドラフトへの影響もありますし、考えないといけない部分もあるでしょうね