高い順応性を見せた。フリー打撃では絶好調の馬原に抑え込まれた李〓浩(イ・ボムホ)は、その後のケース打撃で森福からバスターを決めて三遊間を抜くなど柔軟なバットさばきを披露。松田らと激しい定位置争いを繰り広げる中で、韓流大砲はまだ実力を発揮できずにいるが、徐々に練習に慣れてきた様子で、実戦練習が本格化する第3クールからの巻き返しを狙う。 首脳陣をホッとひと安心させた。走者一塁のケース打撃。李〓浩(イ・ボムホ)にバスターの指示が出た。内角のボール気味の球を腕をたたんではじき返す。「プロ選手ならあれぐらいの基本的なことは決めないといけない」と涼しい顔で言ってのけた。大石ヘッドコーチも「バットコントロールはうまかった。彼は実戦派なのかも」と納得顔。シート打撃、紅白戦と実戦練習が増える第3クール以降の活躍を期待した。 とは言っても、大砲としてはまだ開花していない。フリー打撃では馬原の直球に遅れ、8振で安打性の当たり1本にねじ伏せられた。絶好調の馬原だけに仕方ないとしても、投手陣と対戦し始めて4日目で、まだ柵越えはない。それでも「日本一いい投手と対戦して、速い球を見ることができてよかった」と、あくまで前向きだ。 バックネット裏に陣取った西武の亀井スコアラーも「WBCでは、こんなもんじゃなかった。また見に来る20日ごろが本当のところでしょう」とじっくり構える。ボム砲は実戦を重ねながら力を蓄え、大砲さく裂へとつなげていく。韓国は日本よりキャンプが早いのですが、それなのに未だ調子が上がってきません
小技がしっかりしてるのは良い事ですが、やっぱり主軸としての期待がありますし
これからどんどんペースを上げて、調子の良い投手から打って安心させて欲しいですね
WBCの時期としても後1カ月ですし、今月末で今の状態ですと厳しいでしょうね