左腕王国へ-。秋山ホークスの今季先発ローテーションに左腕5枚が名を連ねる可能性が出てきた。高山投手コーチが4日、先発争奪戦に12年目の小椋真介投手(29)、9年目の神内靖投手(26)をノミネート。杉内、和田、大隣の当確トリオに加え、異例の「先発左腕クインテット」結成もありそうだ。

■好調ぶり披露

 タカの左腕は杉内と和田、大隣だけではない。先発転向を目指す小椋と神内の好調ぶりが高山投手コーチの目に留まった。「2人は状態がいい。キャンプ、オープン戦と結果を出せば、先発を狙える位置にいる」。通算勝利数は小椋が3勝、神内は12勝。飛躍を期して先発で調整してきた成果の一端を第1クールで見せた。

 昨季の先発ローテには杉内、和田、大隣の左腕3投手が名を連ね、今季もローテ入りが確実視されている。右腕で内定しているのはホールトンのみ。残り2枠に小椋、神内が滑り込めば、左右のバランスは5対1に偏ることになる。それでも高山投手コーチは「理想はあるけど、勝つ可能性を探っていかないといけない」と可能性を否定しなかった。

 小椋と神内も「実戦で結果を出さないといけない」と慎重に言葉を選びながらも、手応えを感じていた。この日ブルペンで120球を投げた小椋は「真っすぐはいい状態。カーブの球速をさらに落とせたら」。昨季は7月末に左足首を手術し、1軍登板は1試合に終わった。今季こそチャンスをつかみ、杉内、和田と「同級生トリオ」を結成するつもりだ。

 1月に馬原、摂津とともに自主トレを行った神内も好調だ。この日はカーブやチェンジアップなどを交え130球。「まずまず。いい自主トレができたから」と納得の表情を見せた。

■一歩も引かず

 仮に開幕ローテ入りを逃しても、高山投手コーチには「万が一に備え、先発候補は8人は必要」という持論がある。大場や巽、岩崎らドラ1右腕に加え、右肩炎症から復帰を目指す新垣との争いは厳しいが、一歩も引く気はない。小椋は「ローテに入るためにここまでやってきたから」と言い切った。左腕クインテットを結成し、勝利の五重奏を響かせる。
現段階では大場・岩崎・巽が先発候補として名前が挙がっています

理想は左右3人ずつでしょうが、結果を残し、勝てる投手を選ぶとなると

左が5人選ばれる可能性はありますね

ただ、そうなると中継ぎ左腕が現状では三瀬と森福だけになってしまいますからね・・・

やっぱり右の先発投手が出てきて、どちらか、若しくは両方がブルペンにいる方が

ホークス全体の事を考えると良いかもしれませんね