■グアムから帰国 開幕ピンチ!? 「3・20」へ必死の突貫調整-。福岡ソフトバンクの松中信彦外野手(36)が“延長キャンプ”で打撃練習を行う考えを示した。28日、自主トレ先のグアムから帰国。右ひざ手術の影響で思うように走り込めなかったことを明かし「思ったより(ペースが)遅れている」と告白。最低限の目標とする3月20日の開幕・日本ハム戦(札幌ドーム)出場へ、本拠地で戦うオープン戦序盤に集中的に打ち込んで補う構えだ。 ■右ひざに問題 照明を浴びない時間も主砲にとっての戦いは続く。本拠地ヤフードームで滑りだすオープン戦。「ホームで1週間ぐらいあるから、その時に結構、打ち込める。秋山監督、立花(打撃)コーチといろいろ話をしながらやっていきたい」。松中が真っ黒く焼けた顔に決意をのぞかせた。さながらキャンプのような光景が、開幕を控えた実戦期間に繰り広げられそうだ。 手術明けの左ひじは順調ながら、リハビリ過程の右ひざの状態から満足な自主トレとはいかなかった。空港の到着ロビーで「例年通りにきっちりトレーニングできず、不安がないと言えばウソになる」「実際に痛みはあるし、思ったよりは遅れている」と自ら認めた。 ■開幕こだわる 自主トレ第1、2クールは宿舎近くの公園の起伏が負担になりペースアップを自重。第3クールから当地の球場に移り平らなグラウンドや外野の芝生で走ったものの、全体的に調整ペースは先送りとなり、軽めのダッシュまでにとどまった。現状では、実戦復帰のスケジュールは極めて流動的といわざるを得ない。 「(春季キャンプの)第3クールから」としていたフリー打撃についての発言にも「第3クールから打てればいい」と微妙な修正が加わった。それでも「自分があそこ(開幕戦の打席)に立つことを考えながらやる」と開幕へのこだわりを強調。秋山監督が開幕出場のリミットとした3月10日横浜戦の出場可否についても「ぶっつけ本番でとは思っていない」と、合わせるつもりでいる。 オープン戦は2月26日の広島戦から、3月7日の巨人戦まで本拠地での試合が続く。試合前後の時間を利用し室内練習場、ミラールーム、時にはグラウンドでも心置きなく打ち込める。打撃解禁がキャンプ第3クールからとして、経験をベースにオープン戦の10日間をプラスすれば、巻き返しは可能との考えだ。 まずは右ひざの状態安定が最優先となる。「ランニング、ダッシュをしっかりできないと。彼ら(松田ら自主トレに帯同した後輩)がやっているメニューぐらいできないと打撃は難しい」。幸い、現在まで腫れや、水がたまる症状はない。「土台さえできれば、痛みさえなければやれる。競争は激しいけど、絶対負けない」。4番へのこだわりからも言い切った。 意志を示すように帰国早々、本拠地に足を運び約2時間を過ごした。「14年目で初めて(春季キャンプで)スタートから皆と一緒にできないと思うけど、目標を持ち、しっかり努力していきたい」。右ひざと無言の会話を交わし過ごす今オフ。だが視線だけはブレないままだ。怪我の状態とか、詳しくは分かっていませんでしたが
個人的には開幕に間に合わないと思っていたのですが・・・
仮に間に合わなかっても色々とオプションがあると思います
その時に代わりの選手がどれだけ活躍するかで、チームの勢いが変わると思います
もちろん松中が開幕から試合に出るのがホークスにとっては一番良いのかもしれませんが
去年の事もありますし、いきなり無理して出ても仕方ないですから
まずは体を作って、万全の状態で試合に出て欲しいですね